電装系

ディストリビューターの交換時期はいつ?故障の症状と原因についても

ディストリビューター

  • 『ディストリビューターの交換時期っていつなの?』
  • 『ディストリビューターの故障の原因には何があるの?』
  • 『ディストリビューターの故障の症状ってどんな特徴があるの?』

このような疑問をお持ちの方へ解説をします。

前半はディストリビューターの交換時期についてお伝えします。

後半ではディストリビューターの故障症状原因について解説します。

ディストリビューターの交換時期と故障の症状・原因がわかることで、走行中に起きる突然のトラブルや不具合などを低減できます。

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ディストリビューターの交換時期

ディストリビューター出典元:_FLAT4

ディストリビューターの交換時期は特に定まりはありませんが、目安『約70,000km ~ 約20万km』です。

交換時期はエンジン始動時間の長短 (使用状況) や使用環境、車種など様々な要因により大きく異なります。

走行距離:約70,000kmで交換時期を迎えることもあれば、一方で約20万kmまでトラブル無しのこともあります。

交換時期の目安

  • 約70,000km ~ 約20万km
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ディストリビューターの故障の症状

 

エンジン始動不良(始動困難)

エンジン始動

エンジン始動不良 (始動困難) 、あるいはエンジンが全くかからない症状がみられます。

エンジン再始動の場合であっても始動後のエンジンはブルブル震えるほか、エンジン回転数は安定せずアイドリング不安定の症状がみられます。

 

アイドリング不安定

アイドリング

エンジン始動後の回転数は安定しないほか、エンジン停止の雰囲気があります。

エンジン停止後は再始動を試みてもエンジンは始動しないことが多いです。

 

エンジン回転数の不安定(エンジン回転数にムラを生じる)

エンジン回転数

走行中のエンジン回転数不安定です。

原 因

使用年数と共にディストリビューターの『ローター』は次第に摩耗します。

摩耗したローターではスパークプラグの点火に支障をきたすためエンジン回転数は不安定です。

 

走行中にエンスト

エンスト

突然、走行中にエンストします。

多くの場合、エンスト後はエンジン再始動しません。

注意

走行中のエンストは非常に危険です。

速やかに安全な場所(路肩など)に停止しましょう。

関連記事 ▷▷▷ 『走行中にエンストする危険性とは?パワステとブレーキが効かない理由を解説!

 

信号待ちでエンスト

信号

信号待ちの際にエンストします。

走行中のエンストの場合と同じくエンジン再始動に期待は持てません。

 

加速悪化

ブレーキ操作

アクセルを踏んでも、

  • 加速が鈍い
  • 加速しない
  • 加速中に息継ぎ

などの症状が見られます。

次第に全く加速せずに『走行不能』になります。

 

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加速悪化の原因はディストリビューターの他にスパークプラグや燃焼供給系の場合もあります。

 

雨天時エンジン始動不良

雨の日

雨天時にエンジン始動不良の症状が現れます。

 

スパークしない(火花が飛ばない)

スパークプラグ

スパークしない症状の1つにディストリビューターがあります。

スパークしない (火花が飛ばない) 症状には、ディストリビューターの他(スパークプラグなど)にも考えられます。

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異音

異音

ディストリビューター付近から『カラカラ』『ガリガリ』『ゴリゴリ』など、『異音』がします。

 

ノッキング

スパークしない (火花が飛ばない) ため、混合気の燃焼に支障をきたしノッキングの症状がみられます。

 

機械的故障と電気的故障の症状の特徴

機械的故障の症状の特徴

ベアリング

機械的故障の症状は、アイドリングやエンジン回転数の不安定などがあります。

機械的故障:ディストリビューターの回転軸 (シャフト) やギヤの摩耗。

 

電気的故障の症状の特料

電気的故障の場合は突発的に症状が現れた後、前触れ無く回復することが多くあります。

 

故障の症状の傾向

ディストリビューターの故障の症状は、使用状況や使用環境、車種などにより様々です。

故障の症状の現れ方に多い傾向は、徐々に現れることです。

突然の不調や不具合の事例は少ない傾向にあります。

症状が徐々に現れる・・・傾向は多い

突然の不調や不具合・・・傾向は少ない

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ディストリビューターの故障の原因

 

① 洗車時の水や雨水

洗車

ディストリビューターは弱いです。

洗車の際にエンジンルームに水をかけるとディストリビューターにかかる恐れがあります。

ディストリビューターに水がかかると電気リーク (漏電) し、スパークプラグへ送る電流の減少や電圧低下を生じます。

リーク(漏電)により、点火タイミングの狂いを生じるほか、十分な火花が飛ばない恐れがあります。

スパークプラグの不調に伴いエンジン始動不良となります。

 

高圧洗浄機、軽トラックは要注意

軽トラック_高圧洗浄機

特に高圧洗浄機を使用した場合は水流が強いため、通常の洗車に比べて注意しなければならなりません。

また、軽トラックの洗車の際にも注意しなければなりません。

軽トラックは悪路走行の機会が多く下回りが汚れやすいほか、エンジンの露出は高い為に洗車の際は水がかかりやすいです。

車洗などエンジンルームに水をかける時は、ディストリビューターに水がかかならないよう養生をおすすめします。

 

雨天時

洗車時と同様の理由で、ディストリビューターは水や湿気に弱いです。

雨水がディストリビューターにかかると洗車時と同様の理由でリークします。

電流や電圧不十分のためエンジン不調となります。

改善方法

原因の改善には乾燥です。

ディストリビューターキャップ (デスビキャップ) を外し、水分の拭き取りと乾燥をします。

水分が原因の場合は乾燥後に改善します。

 

② ガスケット(パッキン)の劣化

Oリング

ガスケット (パッキン) は密閉性を高め外部からの浸水を防ぐ為にあります。

従って、ガスケット (パッキン) の劣化密閉性の低下浸水の原因になります。

ディストリビューターは弱いため、電気リーク (漏電) からエンジン始動などに支障をきたします。

改善方法

洗車時や雨天時の改善方法と同様に水分除去後に乾燥させます。

乾燥後は新品のガスケット (パッキン) に交換します。

 

③ ベアリングの摩耗・寿命

ベアリング

ディストリビューターの回転軸にはベアリングが組み込まれています。

ベアリングの摩耗や寿命は回転にガタつきを生じ (故障) ます。

改善方法

ディストリビューターを新品交換あるいはリビルド品に交換します。

摩耗したベアリングのみの交換はできません。

 

リビルド品交換について

 

④ ローターの摩耗と白い汚れカス

ディストリビューターローター

出典元:長坂バロック(株)

 

ディストリビューターの『ローター』は使用期間に伴い『白い汚れカス』が堆積します。

ローター部の『白い汚れカス』の付着は電気の流れを妨害し『エンジン始動不良』の原因になります。

改善方法

マイナスドライバーなどを用いて白い汚れカスを取り除くとエンジン始動は通常に戻ることが多いです。

 

⑤ デスビキャップの接点汚れ

ディストリビューター接点 【 出典元:みんカラ_無糖 (ja11 )

デスビキャップ(ディストリビューターキャップ) 【 出典元:FLAT4

 

ディストリビューターのキャップ (デスビキャップ) の内側にはプラグコードと繋がる『接点』が設けてあります( ↑ 上の画像参照 ↑ ) 

(プラグコードはディストリビューターとスパークプラグを繋ぎ電気を送ります)。

接点の数はエンジン・シリンダー数 (気筒数) と同じ数だけ設けてあります。

4気筒エンジンでは接点の数は4つ、6気筒エンジンでは接点の数は6つです。

接点汚れていると電気の流れに支障をきたします。

改善方法

マイナスドライバーなどを用いて汚れを取り除くと正常に電気が流れ改善することがあります。

あまり激しく接点を削ると接触不良が原因でスパークプラグへ電気が流れにくくなり『失火原因』や『エンジン始動不調』になります。

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まとめ

  • ディストリビューターの交換時期は、約70,000km ~ 約20万kmの幅があり、使用頻度や環境により大きく差があります。
  • ディストリビューターの故障の主な症状には、アイドリング不安定エンジン始動不良などがあります。
  • ディストリビューターの故障の主な原因は、洗車時のベアリングの寿命です。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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