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電装系

オルタネーターの故障後はバッテリーのみで走行可能?交換時間についても

2019年1月14日

オルタネーター出典:Rakuten

オルタネーターが故障した後、バッテリーのみで走行することは可能か考えたことはないでしょうか。

もし、走行可能の場合はとりあえずバッテリーのみで走行しようと考えると思いますが、バッテリーのみで走行することは非常に危険な行為です。

当記事では、オルタネーターの故障後はバッテリーのみで走行することは可能か、また故障後にオルタネーターを交換する時間はどれくらいかかるかについて解説します。

オルタネーターの故障後に慌てることなく、安全な行動を取ることができます。

 

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オルタネーターの故障後はバッテリーのみで走行可能?

オルタネーター

オルタネーターが故障をしても直ぐに車が走行不能になることはありません。

バッテリーのみで走行可能ですが、走行可能距離はバッテリーに残っている電力がある限りとなります。

走行可能ですが、非常に危険を伴いますので控えるべきです。

バッテリーに残っている電力が満充電 (充電量が満タン状態) の場合としても、バッテリーのみで走行できる距離は約10km ~ 15km程です(バッテリーの条件によっては15km以上の走行が可能の場合もあります)。

例えば、バッテリー内の電力を全て消費した後に、満充電 (充電量が満タン状態) のバッテリーに交換する、あるいはブースターケーブルを用いて充電すると再び約10km ~ 15km程を走行することは可能です。ただし、危険を伴いますのでやめるべきです。

危険な理由は、バッテリー内の電力を全て消費した後は『バッテリー上がり』になり、全ての電装品は稼動せず走行中エンジン停止するためです。

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メモ

一度でもバッテリー上がりになると、バッテリーは再利用せず新品に交換しなくてはなりません。

 

注意

絶対に予備バッテリーを車内に常備しないでください。

バッテリーからは水素が発生し車内に溜まると爆発する危険があります。

また、バッテリーが転倒した場合は硫酸漏れる危険があります。

 

 

 

夜間など消費電力が多い場合の走行

ヘッドライト

消費電力が高い夜間走行時のヘッドライトの使用やエアコンの使用、渋滞中のブレーキランプの点灯、ワイパーなどの使用は、消費電力が高く走行距離が極端に短くなります。

一部の車両に装備されているデイライトを点灯する場合も同様に消費電力が高くなります。

 

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オルタネーターの故障後はバッテリーのみの走行では限界

オルタネーターは車の電装品に必要な電力を発電し、余った電力はバッテリーに充電する装置です。

オルタネーターが故障すると発電やバッテリーへの充電はできません。

電装品に必要な電力はバッテリー内に残されている (充電されている) 電力のみを使用することになります。

エンジン始動中は混合気に点火する『スパークプラグ  (点火プラグ) 』や燃料を噴射する『インジェクター』など、電装品を使用しています。

バッテリー内の電力を使い切ると『スパークプラグ (点火プラグ)』 や『インジェクター』など全ての電装品が停止しエンジン停止します。

全ての電力を消費することは『バッテリー上がり』になりエンジン始動不可となります。

 

 

オルタネーターが故障した場合は安全な場所に停車し救援依頼

JAF

オルタネーターが故障と思われた際は、走行は控え安全な場所に停車します。

安全な場所に停車した後は、JAFやロードサービスなどに救援依頼をしましょう。

電力不足により、走行中にエンジン停止した場合はハンドルやブレーキは非常に重くなります。

 

 

オルタネーターの交換時間

時間

オルタネーターの交換は難しい作業ではありませんが、部品の取り外しに時間を要する車種があり、交換時間は車種により異なります。

交換が容易な車種では、30分 ~ 1時間程度で完了します。

部品の取り外しが困難な車種では、2時間 ~ 半日近くかかることがあります。

  • 早い場合:30分 ~ 1時間程度
  • 遅い場合:2時間 ~ 半日近く

 

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オルタネーターの電圧が低い

診断

オルタネーターの適正な電圧は、エンジン回転数:約2000rpm ~ 約2500rpmの時に電圧:14V ~ 15Vです。

エンジン回転数:約2000rpm ~ 約2500pmの時に電圧14V以下もしくは15V以上、あるいは電圧がエンジン回転数に伴い上昇する場合は、ディーラーなどで点検を受けることが良いです。

オルタネーターの電圧が低い原因は、ダイオードコイル劣化している恐れがあります。

オルタネーターの電圧が低いとしても、充電電圧を上回っていれば電力不足になることはありません。

 

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まとめ

  • オルタネーターの故障後はバッテリーのみで走行可能ですが、非常に危険ですので安全な場所に停止し救援依頼をしましょう。
  • オルタネーターの交換時間は車種により異なり、早くて30分 ~ 1時間程。時間がかかる場合は2時間 ~ 半日近くかかります。
  • オルタネーターの電圧が低い場合は、ダイオードやコイルが劣化している恐れがありますので点検を受けることが良いです。

 

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7年経過の車は修理を続けると損をするの?買い替える判断基準についても

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

10万kmに差し掛かり寿命が近づく車は修理をするとをします。

 

 

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