近年、減りつつあるプラグコードは、あまり聞き慣れない部品の一つです。
プラグコードとは、どのような役割りをする部品でしょうか。
また、プラグコードの中には『パワーケーブル』がありますが、ノーマルプラグとの違いや効果についてもお伝えしていきます。
車のプラグコードとは導線
車のプラグコードとは、イグニッションコイルで作られた高電圧の電流を点火プラグ(スパークプラグ)やディストリビューターなどへ送る導線です。
エンジンの高温にも耐えるよう、高い耐熱性と絶縁性のある材質で覆われています。
プラグコードの抵抗値が低い場合は点火エネルギーが高く、あわせてエンジン性能が向上します。
デメリットは電気ノイズが多くなり、ECUやオーディオ類に弊害を生じます。
プラグコードを新しく交換した際には、次の効果があります。
プラグコードの効果
- エンジン始動性の向上
- アイドリングの安定
- 加速の向上
- 燃費の向上
パワーケーブルとは?
パワーケーブルは抵抗値が低く、点火エネルギーが高いプラグコードです。
従って、火花を飛ばす力が大きくなります。
一般的なプラグコード(ノーマルコード)と比べた効果の違い
- エンジン始動性の向上
- アイドリングの安定
- レスポンスの向上
- 加速性能の向上
- 出力の向上
- エンジン振動の低下
- エンジン音の低下
- 燃費の向上
安定性や性能面が向上した理由は、ノーマルプラグに比べて失火が起こりにくいためです。
より効果を期待したい場合は、プラグコードと点火プラグ(スパークプラグ)の両方を同時に交換すると大きな効果が実感できます。
まとめ
- プラグコードとは高電圧の電流を点火プラグ(スパークプラグ)やディストリビューターへ送る導線です。
- パワーケーブルとは、火花を飛ばす力が大きいプラグコードです。
- ノーマルプラグに比べ、パワープラグは各性能や安定が向上します。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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