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燃料供給系

車のインジェクターの交換費用は工賃を含めていくら?交換時期についても

2018年12月19日

インジェクター(燃料噴射装置)出典:自動車のメカはどうなっているか

エンジン不調などからインジェクターの交換に迫られた際、交換費用や工賃はいくらかかるか気になることはないでしょうか。

また、交換時期や寿命はどれくらいかも、あわせて気になりませんでしょうか。

車のインジェクターの交換費用は消耗品の中では高額の部類に入ります。

交換時期や寿命は運転の仕方などにもよりますが、消耗品の中では長寿命の部類に入ります。

当記事では、インジェクターの工賃を含めた交換費用と交換時期について詳しく解説します。

 

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車のインジェクターの交換費用 (工賃含む)

費用

インジェクターの交換費用は、特に部品代(インジェクター)が高額になります。

インジェクターには、『シングルポイントインジェクション』と『マルチポイントインジェクション』の2通りがあり、両者はエンジンに組み込まれる搭載数が異なるため、費用に大きな差を生じます。

また、筒内直噴式インジェクターの場合、部品代は高額になります。

  1. シングルポイントインジェクション
  2. マルチポイントインジェクション
  3. 筒内直噴式
  4. BMWのインジェクターの交換費用

 

 

シングルポイントインジェクション

シングルポジションインジェクションとは、電子制御初期に採用された方式になり現在はほとんど見られない方式です。

インジェクターの搭載数は、エンジン気筒数を問わず1つあるいは2つになります。

4気筒エンジンあるいは6気筒エンジンであっても、インジェクターの搭載数は1つあるいは2つの方式です。

現在はほとんど採用されていない方式です。

シングルポイントインジェクションの交換費用

  • インジェクター部品代(1つの価格):¥15,000円 ~¥20,000円程
  • 作業工賃           :¥8,000円
  • 交換時間           :1時間程
  • 合計費用           ¥23,000円¥28,000円

 

 

マルチポイントインジェクション

マルチポジションインジェクションは現在主流の方式です。

インジェクターはシリンダー毎に組み込まれており、4気筒エンジンであれば4つのインジェクターが、6気筒エンジンの場合には6つのインジェクターが搭載されています。

インジェクターの部品代は1つ¥15,000円 ~¥20,000円程かかり、6気筒エンジンであれば6つのインジェクターを交換することになりますので、部品代に¥90,000円¥12万円程の費用かかります。

マルチポイントインジェクションの交換費用

6気筒エンジンの場合
  • インジェクター部品代(1つの価格):¥15,000円 ~¥20,000円程
  • インジェクター6つの部品代    :¥90,000円¥12万円
  • 作業工賃           :¥8,000円 ~ ¥15,000円程
  • 交換時間           :1時間 ~ 2時間弱
  • 合計費用           ¥98,000円¥13万5千円

 

 

筒内直噴式

燃焼室へ直接噴射する筒内直噴式のインジェクターでは、部品代に¥30,000円 ~ ¥50,000円程の非常に高額な費用がかかります。

筒内直噴式の交換費用

6気筒エンジンの場合
  • インジェクター部品代(1つの価格):¥30,000円 ~ ¥50,000円程
  • インジェクター6つの部品代    :¥18万¥30万円
  • 作業工賃           :¥8,000円 ~ ¥15,000円程
  • 交換時間           :1時間 ~ 2時間弱
  • 合計費用           ¥18万8千円¥31万5千円

 

 

BMWのインジェクターの交換費用

BMWのインジェクターは、国産車に比べ部品代は高くなります。

BMWのシリーズにより費用は異なりますが、インジェクター1つの価格は¥50,000円 ~ ¥80,000円程します。

BMWには8気筒エンジンを搭載する車種がありますので、工賃を除いた部品代のみとしても非常に高額になります。

BMWのインジェクター交換費用

  • 6気筒エンジンの部品代:¥30万円 ~ ¥48万円程
  • 8気筒エンジンの部品代:¥40万円 ~ ¥64万円

 

 メモ

BMWではインジェクター1つのみ交換することは、プログラミングに起因した他のユニットへ弊害が及ぶリスクが大きく生じます。

プログラミングにより生じた弊害の費用は、お客様であるあなたが支払わなければならなくなります。 

 

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車のインジェクターの交換時期

寿命

インジェクターの交換時期は車の走行距離や運転の仕方によるため、交換時期の幅は大きく、エンジン走行距離15万km20万kmが交換時期の目安となります。

運転の仕方によっては10万km前後で交換になる場合もありますが、多くの場合は10万km以上の寿命はあります。

 

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インジェクターは全気筒同時交換が得策

エンジン

インジェクターは全気筒同時交換が良いです。

故障や不具合があるインジェクターのみを交換することは、機能や性能にバラつき (流量差) が生じアンバランスになります。

また、後に交換する場合の工賃を考えると、1つのインジェクターを交換する際に全てのインジェクターを同時交換した方が得策です。

4気筒エンジンであれば4つのインジェクター、6気筒エンジンであれば6つのインジェクターを全て同時に交換することが良いです。

特に、エンジン不調の原因がインジェクターの場合は、原因を突き詰めるまでの時間を要し工賃が高くついてしまう場合があります。

メモ

 インジェクターの部品代は車種により非常に大きく異なります。

国産車においても、筒内噴射式でなくてもインジェクター1つの部品代が¥50,000円程する車種も存在し交換の際は慎重に検討しなければなりません。

 

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まとめ

  • 国産車のインジェクターの交換費用は、¥10万円 ~ ¥30万円程かかります。
  • BMWでは国産車以上に交換費用がかかり、最高¥64万円程の交換費用がかかります。
  • 車のインジェクターの交換時期は、走行距離:約15万km 約20万kmが目安です。
  • インジェクターは全気筒同時交換が性能差のバラつき (流量差) が生じないことや工賃の面から得策です。

関連記事>>>『車のインジェクターの意味とは?仕組みと構造についても解説!』

 

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7年経過の車は修理を続けると損をするの?買い替える判断基準についても

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

10万kmに差し掛かり寿命が近づく車は修理をするとをします。

 

 

関連記事新車を最も安く買う方法!値引きと購入費用を抑えるコツと時期を徹底解説!

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