燃料供給系 車のトラブル

車のO2センサーの故障の症状と原因とは?放置した場合についても

投稿日:2018年12月26日 更新日:

O2センサー 故障 症状 原因

エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) が点灯した際に考えられる症状や原因の1つにO2センサーの故障がありますが、O2センサーが故障した際の症状や原因について気になったことはないでしょうか。

また、故障した際はすぐに新しく交換しなければならないか、あるいは放置しても問題ないか気になったりはしないでしょうか。

当記事では、車のO2センサーが故障した際の症状と原因とは何か?

また、故障の症状があるにもかかわらず放置しても大丈夫か?について解説していきます。

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O2センサーの故障の症状とは

O2センサー出典:モノタロウ

O2センサーの故障の症状は主にエンジン回転数が低い時に見られ、2つのO2センサーのうち故障の頻度が高いO2センサーは排気直後のエキゾーストマニホールドに取り付いているO2センサーです(もう1つのO2センサーは触媒付近に取り付いています)

  • エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) の点灯
  • アイドリング不安定 / 走行性能低下 / 燃費性能低下
  • 排気ガスの異臭・スス  / 一酸化炭素 (CO) 排出の過多
  • 触媒の劣化・損傷
  • ヒーター回路のトラブル

 

 

エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) の点灯

エンジン警告灯(エンジンチェックランプ)

O2センサーに故障が見られた際は、メーターパネル等にエンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) を点灯します。

エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) が点灯する理由は、O2センサーが故障した為にECUへ燃焼情報を送信する信号が途絶えるためです。

ECUは燃焼情報が不明なため、エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) を点灯します。

エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ)の点灯は、O2センサーの故障のほかにも点灯します。

エンジン警告灯が点灯した時点ではO2センサーの故障と断定はできませんが、ディーラーや整備工場で点検を受け故障診断を受ける必要があります。

 

2017年2月よりエンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) が点灯した車両は車検には通りません。

 

 

アイドリング不安定 / 走行性能低下 / 燃費性能低下

アイドリング

O2センサーの故障により、状況に適した燃料調整は行われず、理論空燃比の狂いからアイドリング不安定エンジン振動を生じます。

加速性能走行性能低下のほか、燃料が濃く (リッチ) なることから燃費低下へも影響を及ぼします。

故障による空燃比の狂いは、濃い燃料となり触媒劣化までも促進させます。

触媒を修理・交換の場合には非常に高額な修理費用がかかります。

 

関連記事>>>『車のマフラーの触媒の交換と修理にかかる費用はいくら?寿命と音についても』

 

 

排気ガスの異臭・スス / 一酸化炭素 (CO) 排出の過多

マフラー

ガソリンにおける理論空燃比は、【 ガソリン:空気=1:14.7 】となり、理論空燃比により完全燃焼し有害物質の排気を抑えます。

しかし、O2センサーの故障から空燃比に狂いが生じ排気ガスから異臭ススを排気します。

 

 

触媒の劣化・損傷

触媒 マフラー

空燃比に狂いが生じたことによる濃い燃料 (リッチ) は、触媒劣化損傷へ繋がり、排気ガスにススが含まれるほか異臭が漂います。

 

 

ヒーター回路のトラブル

回路図

排気ガスに含まれる酸素を検出するセンサー部分はエンジン始動直後などの低温時には作動せず、400度以上にならなければ作動しない構造に造られています。

近年のO2センサーは低温時であっても作動するよう、センサーにはヒーター回路が組み込まれていますが、適温にするためのヒーター回路が故障する場合があります。

なお、ヒーター回路が故障をしてもO2センサーの燃焼情報はECUに送信されますので、エンジン警告灯が点灯することはありません。

 

故障の症状は車種により多少異なります。

アイドリング不調をきたす車種もあれば、アイドリング不調はしないけれども加速が著しく低下する車種などがあります。

 

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O2センサーの故障の原因とは

  • 窒素酸化物(NOx)や炭素化合物の付着
  • 走行条件や環境による劣化
  • 寿命

 

 

窒素酸化物 (NOx) や炭素化合物の付着

窒素酸化物(NOx)

長期的な使用から燃焼時に生成する窒素酸化物 (NOx) 炭素化合物、カーボン、オイルなどが、酸素を検出するセンサー部 (ジルコニア素子) 付着すると、O2センサーの劣化が早まります。

 

 

走行条件や環境による劣化

浸水

走行条件や環境によりセンサー内へ浸水やセンサー配線の断線などは故障の原因となります。

また、排気ガスに含まれる酸素を検出するジルコニア素子の損傷なども、環境などに起因し故障へと繋がります。

 

 

寿命

寿命

長期間の使用や使用環境による寿命です。

 

関連記事>>>『車のO2センサーの寿命の目安や交換時期はいつ?交換費用はいくら?』

 

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O2センサーの故障を放置して走行した場合は?

運転

O2センサーが故障中であっても、走行そのものは可能です。

また、故障後に放置し続けても症状が著しく悪くなることも、改善することもありません。

運転者の中にはO2センサーの故障に気がつかず、車に乗り続けている方もいらっしゃいます。

アイドリングや加速に違和感を感じた時はO2センサーの故障の疑いもありますが、似た症状はO2センサーのほかにもあります。

『インジェクターの故障』『プレッシャーレギュレーターの故障』など、『燃料供給系』の症状は似ており、ディーラーや整備工場なで点検をしないことには故障の原因を判別することは難しいです。

普段の運転にはない違和感がある時は、ディーラーや整備工場で点検を受けることが良いです。

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車検は通る?

車検

O2センサーの故障は排気ガスに有害物質を含むため、保安基準を満たしておらず車検には通りません。

検査員によっては車検に通る場合もありますが、O2センサーの故障エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ)点灯します。

2017年2月より、エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) が点灯している車両は車検には通らなくなりました。

 

 

O2センサーの故障を診断する方法は?

診断

400度以上でなければ反応しない酸素を検出するジルコニア素子は、排気ガスに含まれる酸素を検出すると電圧を生じます。

診断機を使用し、電圧の有無から酸素濃いあるいは薄いを判断しています。

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まとめ

  • O2センサーの故障の症状には、エンジン不調走行性能低下排気ガス異常など様々あります。
  • O2センサーの故障の原因は、長期間の使用による場合や使用環境によることが原因です。
  • O2センサーの故障を放置することは走行には問題ありませんが、エンジン警告灯が点灯している場合はディーラーなどで故障診断を受けるほか車検には通りません。
  • O2センサーの故障の診断方法は、酸素検出による電圧の有無から判断します。

 

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