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電装系

オルタネーターが寿命の時は異音がする?ウィーンの原因はベアリング?

2019年1月9日

オルタネーター

オルタネーターから『ウィーン』や『ガラガラ』などの異音がして、気になったことはないでしょうか?

実は、オルタネーターが寿命になると異音がします。

ウィーンやガラガラなどの異音の種類は、寿命の原因により聞こえ方が違います。

当記事では、オルタネーターが寿命になると異音がする原因や異音の種類と特徴について解説します。

 

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オルタネーターが寿命になると異音がする?

オルタネーター
【 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オルタネーターの寿命や交換時期が迫ると、各部品の磨耗や劣化が原因で『ウィーン』『ガラガラ』『キュルキュル』などの異音が聞き取れます。

異音の大きさはエンジン回転数連動していることが特徴です。

オルタネーターは、エンジンの回転をVベルトにて伝達しオルタネーターを駆動しています。

オルタネーター

アクセルを踏み、エンジン回転数が上がると異音もあわせて大きくなります。

反対にエンジン回転数が低い時には異音もあわせて小さくなります。

エンジン回転を利用している部品には、オルタネーターの他にウォーターポンプなどがあります。

異音の発生源がオルタネーターと直ぐに断定することはできませんが、異音の特徴や種類からオルタネーターと見当をつけることはできます。

オルタネーターが原因と見極める異音の特徴について解説します。

 

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オルタネーターの異音の種類と原因

スマートフォンの方は横スクロールができます。

異音 原因
ウィーン ベアリングの磨耗・劣化
ガラガラ (カラカラ) プーリーの磨耗・劣化
キュルキュル / キーキー Vベルトの滑り・ベルト張り不良・ひび割れ・劣化

 

 

ウィーンと異音がする原因

ベアリング

ウィーンと異音がする場合は、オルタネーターを構成する部品の『ベアリング』磨耗劣化している為です

オルタネーターの回転軸には前後2ヶ所にベアリングが取り付けられています。

どちらか一方あるいは両方に磨耗・劣化があるとウィーン異音がします。

ベアリングの磨耗や劣化は回転軸が振れ、プーリーの損傷やVベルトの『ベルト張り』に影響を及ぼしプーリーからVベルトが外れる恐れがあります。

放置しておくと他の部品へも損傷が広がりますので早期に交換する方が良いです。

ベアリングの交換費用は工賃を含めて¥10,000円 ~ ¥30,000円程の費用がかかります(車種により費用は異なります)。

ベアリングの交換時期の目安は走行距離:約10万km、あるいは使用年数:約10年で交換となります。

ベアリングの交換時期と交換費用の目安

  • 走行距離:約10万km
  • 使用年数:約10年
  • 交換費用:¥10,000円 ~ ¥30,000円程

 

 

ガラガラ (カラカラ) と異音がする原因

Vベルト (ファンベルト)

ガラガラ (カラカラ) と異音がする原因は、プーリー磨耗劣化している恐れがあります。

長期間の使用からプーリーのや回転軸と接合する部分に磨耗が生じ、回転時にガラガラ (カラカラ) と異音を発するようになります。

プーリーの交換費用は工賃を含めて¥10,000円程かかります (車種により費用は異なります)。

プーリーの交換時期の目安は走行距離:約50,000km、あるいは使用年数:約5年で交換となります。

プーリーの交換時期と交換費用の目安

  • 走行距離:約50,000km
  • 使用年数:約5年
  • 交換費用:¥10,000円ほど

 

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キュルキュルやキーキーと異音がする原因

Vベルト

キュルキュルキーキーと異音がする原因は、Vベルトの『ベルト鳴き』や経年劣化による『ひび割れ』です。

 

 

ベルト鳴き

キュルキュルやキーキーと異音がする場合はベルト鳴きです。

エンジンからオルタネーターへの動力伝達にはVベルトを使用しています。

動力伝達時にVベルトが滑っている場合や、ベルト張りに不良がある場合はベルト鳴きを生じます。

ベルトが滑る原因は、長期間の使用によるベルトの伸びやたるみ、あるいはベルト交換時にベルトを強く張りすぎたことで生じます。

ベルトの張り方は強すぎても弱すぎても不良になり、適度強さで張らなければなりません。

また、ベルトの張りが強すぎる場合はベアリングに負荷がかかり、ベアリングの寿命を早めることにもなります。

 

 

経年劣化によるひび割れ

経年劣化により、ベルト表面にひび割れを生じている場合もキュルキュル異音がします。

ひび割れがある場合は、ベルトの切断やベルト周長が安定しないため、交換する必要があります。

Vベルトの交換費用は工賃を含めて¥10,000円 ~ ¥20,000円程です (車種により費用は異なります)。

Vベルトの交換時期の目安は走行距離:約50,000km ~ 約10万km、あるいは使用年数:約5年 ~ 約10年で交換となります。

ベルトを交換すると異音がしなくなります。

Vベルトの交換時期と交換費用の目安

  • 走行距離:約50,000km ~ 約10万km
  • 使用年数:約5年 ~ 約10年
  • 交換費用:¥10,000円 ~ ¥20,000円程
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オルタネーターの異音を放置するとどうなる?

  • エンジン停止
  • より大きな異音や周辺部品の破損
  • オルタネーターの回転軸が折損
  • Vベルトが周辺部品を破損

 

 

エンジン停止

エンスト

オルタネーターから異音がする原因は、寿命や故障などトラブルが生じています。

オルタネーターが稼動しない場合、車に必要な電力を発電できません。

電装品に必要な電力はバッテリーに残されている電力を使用することになります。

バッテリー内の電力を全て消費すると、バッテリー上がりになり電装品の電源が経たれエンジン停止します。

特に、走行中にエンジンが停止することは非常に危険です。

異音やトラブルがあると感じた際は、安全な場所に停車し救援依頼をしましょう。

 

 

より大きな異音や周辺部品の破損

磨耗や劣化はより進行し、やがて部品は破損します。

ベアリングの場合では、『ウィーン』から『ゴリゴリ』『ゴロゴロ』など、大きな異音へ変わります。

 

 

オルタネーターの回転軸が折損

オルタネーター【 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ベアリングの磨耗が進行し回転軸ブレは次第に大きくなります。

大きなブレが続いた後は、いずれ回転軸折損します。

回転軸にはプーリーが取り付けてあり、プーリーにはVベルトが掛かっています。

回転中にプーリーから外れたVベルトは、ラジエターホースをムチの様に切断する恐れがあります。

 

関連記事>>>『ラジエターホースの交換費用は工賃を含めていくら?交換時期と方法についても』

 

Vベルトが周辺部品を破損

Vベルト

ひび割れや劣化したVベルトを放置した場合、回転中にVベルト切断し周辺の部品を破損する恐れがあります。

オルタネーター周辺にはラジエターなどエンジン冷却系の部品が複数あります。

冷却部品が損傷した場合は、ラジエター液 (冷却水) が漏れ『オーバーヒート』の原因にもなります。

 

関連記事>>>『ラジエターの液漏れで故障した時の修理代は?原因と応急処置についても』

 

 

ウォーターポンプの異音と似ている

ウォーターポンプ

オルタネーターの異音は『ウォーターポンプ』の異音と似ています。

ウォーターポンプの構成部品もオルタネーター同様にベアリングが使用されており、駆動方法も同様にエンジン回転を動力源としています。

構造や機構が似ていることから異音も似ています。

 

関連記事>>>『ウォーターポンプから異音がする原因は?放置した場合と修理代についても』

 

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まとめ

  • オルタネーターが寿命の時は異音がします。
  • オルタネーターの異音は、寿命箇所により違いがあります。
  • オルタネーターからウィーンと聞こえる原因はベアリングの磨耗や劣化が原因です。

 

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7年経過の車は修理を続けると損をするの?買い替える判断基準についても

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

10万kmに差し掛かり寿命が近づく車は修理をするとをします。

 

 

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