【 出典元_モノタロウ 】

- O2センサーの交換後の効果を知りたい
- O2センサー交換に必要な作業とは何?
- 最近、燃費が悪い気がするけどO2センサーと燃費は関係あるの?新しく交換すると燃費は良くなるか知りたい。
- O2センサーを交換したいけど、どうしようか迷っている方
上記の疑問や悩みにお答えします。
記事の前半では、O2センサー交換後の効果や燃費の変化について解説します。
記事の後半では、O2センサー交換後に必要な作業とO2センサー故障の症状についてお伝えします。
当記事を読むことで、O2センサーを新しく交換する方が良いか、それとも交換をせず現状のO2センサーで良いか判断できます。
当記事を読むことでわかること
- O2センサー交換後の効果
- O2センサー交換後の燃費
- O2センサー交換後に必要な作業
交換後の効果についてわかれば、ストレスの無い快適な運転ができます。
もくじ
O2センサー交換後の効果は?
- アイドリング回転数の安定
- エンジンの吹き上がり良好
- 加速性能改善
- 低速トルクの改善
O2センサー交換後はエンジンの吹き上がりや加速不良は改善します。
カーボンなどが付着したO2センサーでは、正確な排気ガスの情報をECUへ送信できません。
交換後の綺麗なO2センサーは正確な排ガス情報をECU (エンジン コントロール ユニット) へ送信し燃調が整います。
アイドリン回転数も改善し本来の加速性能を取り戻します。
スパークラグの交換も同時に
O2センサー交換時は、あわせてスパークプラグの交換もしておくことが良いです。
交換時期や寿命を迎えたO2センサーは、濃い燃料で走行するためスパークプラグは汚れます。
スパークプラグの汚れは加速や燃費に影響を及ぼすため、O2センサーとあわせてスパークプラグも交換しておくことが良いです。
関連記事:『スパークプラグの交換時期と費用はいくらかかる?寿命直前の症状についても』
O2センサー交換後の燃費について
O2センサー交換後は燃費改善 (燃費向上) します。
交換前のO2センサーの消耗度合いにもよりますが、燃費:3km/L 向上の事例があります。
関連記事>>>『O2センサーの清掃方法はパーツクリーナを使用?復活の効果はある?』
O2センサー交換後の必須作業
O2センサーの交換から数日後に再び『エンジンチェックランプ』が点灯する事例があります。
『エンジンチェックランプ』点灯の原因はエラーコードを消去していない為です。
エラーコードを消去していない場合は一時的にエンジンチェックランプは消去しますが、数日後に再びエンジンチェックランプは点灯します。
エラーコードの消去は、故障診断機にて消去します。
エラーコードの消去は、故障診断機 (コードリーダー、スキャンツールなど) においてのみ可能です。
エラーコードの消去は故障診断機
O2センサー交換後は必ず故障診断機にてエラーコードを消去します。
新品のO2センサーであってもエラーコードの消去を終えていなければエンジンチェックランプは点灯します。
O2センサーの交換は故障診断機にてエラーコードの消去まで行って完了です。
O2センサーを自ら交換した時は、交換後にディーラーなどへ入庫・相談することが良いです。
故障診断機にてエラーコード消去後もエンジンチェックランプが消えない場合
故障診断機にてエラーコードの消去後もエンジンチェックランプが消えない場合は、O2センサーの他に原因が考えられます。
O2センサーの他に考えられる原因
O2センサー故障の症状
- エンジン警告灯 (エンジンチェックランプ) の点灯
- エンジンの吹き上がり悪化
- アイドリング不安定
- 加速性能低下
- 燃費悪化
- 排気ガスの異臭
- スス / 一酸化炭素 (CO) 排出の過多
- 触媒の劣化・損傷
- ヒーター回路のトラブル
詳しく解説 >>『車のO2センサーの故障の症状と原因とは?放置した場合についても』
関連記事:『車のマフラーの触媒の交換と修理にかかる費用はいくら?寿命と音についても』
まとめ
- O2センサー交換後の効果は、エンジン回転数の安定や加速性能が改善します。
- O2センサー交換後は燃費が改善します。
- O2センサー交換後は故障診断機にてエラーコードの消去が必要です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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