- 車のイグニッションコイルとは何だろう?
- イグニッションコイルって名前は聞いたことがあるけど何をしている部品なの?
- イグニッションコイルの役割って何なの?
上記の疑問にお答えします。
車のイグニッションコイルについて知っておくことは、ディーラーやカー用品店で修理・交換の際、会話がスムーズに進みます。
当記事を読み終える頃には、イグニッションコイルとは何か?イグニッションコイルの役割 (役目) について理解できます。
車のイグニッションコイルとは?
イグニッションコイル (日本語:点火コイル) とは、『高電圧発生器』です。(電圧の変換にて行われることから『変圧器』とも呼ばれます)。
イグニッションコイルはスパークプラグから火花を飛ばす為に必要な、高圧電流を発生させる部品 (高電圧発生器) です。
火花を飛ばすには高電圧が必要
12Vのバッテリー電圧では、火花を飛ばすには不十分の為、イグニッションコイルにて約20,000V ~ 約35,000Vの高電圧を作ります(発生させます)。
イグニッションコイルで発生した高圧電流は、ディストリビューターにて各ハイテンションコード (各プラグコード) に分配します。
分配後の高圧電流はスパークプラグへ供給し、スパークプラグは受け取った高圧電流を混合気に火花を飛ばすために使われます。
火花を飛ばす際には高電圧が必要です。
12Vのバッテリー電圧では不十分の為、イグニッションコイルにて火花を飛ばす為に必要な『高電圧(高圧電流)』を発生させます(作ります)。
高圧電流発生からの流れ
①:イグニッションコイルにて高圧電流を発生(作る)
↓
②:高圧電流はディストリビューターにて各ハイテンションコードに分配される
↓
③:高圧電流はハイテンションコード(プラグコード)からスパークプラグへ供給される
↓
④:スパークプラグへ供給後の高圧電流は、火花を飛ばす際に使う。
↓
⑤:スパークプラグから火花が飛ぶ
ハイテンションコードとプラグコード、場合によっては二次電圧コードと呼ばれるこもありますが、3つは全く同じものです。
イグニッションコイルの役割
イグニッションコイルの役割は、バッテリーからの12V電流(一次電圧)をイグニッションコイル (高電圧発生器) にて約20,000V ~ 約35,000V (二次電圧) の高圧電流を発生 (変換・作る) することが役割です。
12Vのバッテリー電圧から約20,000V ~ 約35,000Vの高電圧を作る (発生) ことが役割。
まとめ
- 車のイグニッションコイルとは高電圧発生器です。変換器とも呼ばれます。
- 車のイグニッションコイルの役割とは、12Vのバッテリー電圧から20,000V ~ 35,000Vの高電圧に変換 (発生) することです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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