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燃料供給系

車の燃料ポンプが故障した時の症状と原因について解説!

2018年12月12日

燃料ポンプ 故障 症状出典元:Amazon 燃料ポンプ(NISMO)

車の燃料ポンプが故障した際には、どのような症状がみられるか気になったことはないでしょうか?

燃料ポンプの故障時に見られる症状は、複数あり放置しても改善することはありません。

当記事では燃料ポンプの故障の症状や原因について解説します。

症状に一致する場合は、燃料ポンプや燃料供給ラインの故障が考えられますので、ディーラーや整備工場で交換する必要があります。

 

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燃料ポンプの故障の症状

燃料ポンプ出典元:JAF

  • エンジン始動の悪化
  • アイドリング回転数の不安定
  • エンスト(エンジンストール)が起きやすくなる
  • 加速性能の低下
  • 異音や大きな音、振動が生じる

 

エンジン始動の悪化・アイドリング不安定・エンスト・加速性能低下・異音

正しく燃料供給されないため、エンジン走行性能低下などが症状としてみられます。

また燃料ポンプのモーター故障により、通常では生じない異音や大きな音、振動も伴います。

症状が表れてから故障するまでの時間が短いことや、場合によっては症状がなく突然に故障することもあります。

燃料ポンプの故障の症状は『燃料フィルターの詰まりの症状』と似ていますので、症状が見られた際は燃料フィルターと併せて確認してみることが良いです。

燃料ポンプの交換に迫られた際は、燃料ポンプと燃料フィルターの2つを同時交換することが工賃や作業時間などの面から得策です。

 

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燃料ポンプが故障するとどうなる?

オーバーヒート

走行中に燃料ポンプが故障すると、燃料供給が経たれることで加速の悪化・低下を生じ、車は徐々に減速し最後はエンジン停止をします。

エンジンが停止した後は、再始動はできませんのでJAFやロードサービスなどに救援依頼をしましょう。

 

一時的にエンジン始動することがある

エンジン始動

エンジン停止から1時間ほど経過した後、再びエンジン始動を試みると始動する場合があります。

理由は燃料ポンプの機能が温度による影響を受けるためです。

温度(気温)上昇すると燃料ポンプの機能は低下し充分な燃料供給はできませんが、温度(気温)低下した場合は燃料ポンプの機能が回復し通常通りの燃料供給が可能になります。

エンジン停止により燃料タンク内のガソリンが冷え一時的に燃料ポンプの機能が回復するとエンジン始動することがあります。

偶然良い条件が揃い一時的に回復しただけですので、走行中の温度上昇から直ぐに再発します。

故障した燃料ポンプを放置して改善することもありませんので、走行は控えディーラーや整備工場にて交換をしなければなりません。

 

走行中エンジン停止すると、ハンドル操作やブレーキは余程大きな力を入れない限り操作することは困難です。

エンジン始動状態ではアシスト機能が働く為に小さな力であっても操作可能ですが、エンジン停止した場合はアシスト機能が働かず、大きな力で操作しなければハンドル操作やブレーキ操作は共に効きません

異変に気づいたらエンジンが停止する前に、安全な場所(路肩など)に停止するようにしましょう。

 

燃料ポンプの故障の原因は?

  • モーターの寿命・故障
  • 燃料切れ (ガス欠) を頻繁に起こす
  • 給油ランプ点灯後も走行を続ける
  • フィルターの目詰まり

 

モーターの寿命・故障

モーター

燃料供給はモーターの回転を利用しているため、モーターの回転が停止をすると燃料供給は絶たれます。

 

燃料切れ (ガス欠) を頻繁に起こす / 給油ランプ点灯後も走行を続ける

給油ランプ

根本の理由はモーター故障の原因と同じです。

燃料ポンプに使用しているモーターは高速回転しており、燃料に含まれる油分潤滑油に使用して,、摺動 (しゅうどう) 部や回転部など摩擦が生じる部分の潤滑や冷却をしています。

従って、燃料切れ (ガス欠) や燃料が少ない場合は、潤滑不充分となり摩擦による発熱や磨耗が顕著に現れモーターの故障に繋がります。

 

燃料ポンプは燃料タンク内に取り付けられていますので、燃料に浸かった状態で取り付けられています。

 

 

フィルターの目詰まり

フィルターの詰まりが生じると、燃料ポンプへの負荷が大きくなり (過負荷) 故障に繋がります。

給油時に給油口と給油ノズルの隙間から異物やホコリが入ることや、燃料タンクへ添加剤を入れる頻度が高い場合は、燃料フィルターが詰まりやすくなります。

 

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まとめ

  • 燃料ポンプが故障した際の症状には、エンジン始動や加速性能の低下・悪化がみられます。
  • 燃料ポンプの故障の原因は、モーター故障ガス欠給油ランプ点灯時に走行するなどが挙げられます。
  • 燃料ポンプが故障した際は、放置しても改善しませんので、ディーラーや整備工場にて交換をしましょう。

 

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