
- 低燃費タイヤにデメリットってあるの?
- 低燃費タイヤの効果を知りたいな。
- 一般タイヤから変更するメリットを知りたいな。
低燃費タイヤ (エコタイヤ) の燃費が向上するメリットは知っているけど、デメリットってないのかな?
と、気になったことはないでしょうか?
デメリットが全くないとも考えにくいですよね。
何らかのデメリットはあるのでは?
と、考えるのが自然ですよね。
実は低燃費タイヤ (エコタイヤ) にもデメリットはあります。
低燃費タイヤ (エコタイヤ) のデメリットには以下が挙げられます。
【デメリット】
- 滑りやすい
- 低いグリップ性能
- 少し高い価格
低燃費タイヤ (エコタイヤ) は路面状況を問わず滑りやすいタイヤです。
乾いた路面であっても雨天時の濡れた路面であっても、どのような路面であっても滑りやすいタイヤです。
なぜなら、低燃費タイヤ (エコタイヤ) は転がり抵抗を小さくするため、タイヤを硬く造っているからです。
硬いタイヤの路面の食いつきは悪いため、グリップ性能は低いです。
グリップ性能は低いため、おのずと滑りやすいタイヤになってしまいます。
転がり抵抗が小さいことは、別の言い方をすると『グリップ性能の低い滑りやすいタイヤ』と言えます。
また、タイヤの価格帯は同レベルのタイヤと比べて少し高いです。
一方、燃料費 (ガソリン代・軽油代) は安く抑えられます。
購入前にシミュレーション計算をしなければ、購入後に損をするか?それとも得をするか?は判断ができません。
例えば、
- 低燃費タイヤ (エコタイヤ) を購入後に何年・何万kmまで使用するか?
- ガソリン代・軽油代の平均価格はいくらに設定するか?
などのシミュレーション計算が必要です。
低燃費タイヤ (エコタイヤ) の性能は年々、向上していますが、まだまだ一般タイヤと比べて差はあります。
低燃費タイヤ (エコタイヤ) には、一般タイヤと比べて滑りやすい、価格が少し高いデメリットがあります。
当記事では低燃費タイヤ (エコタイヤ) のデメリットについて解説します。
当記事を読むことで、一般タイヤから低燃費タイヤ (エコタイヤ) に変更するか否かの判断がつきます。
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低燃費タイヤのデメリット
- 滑りやすい
- 低いグリップ性能(タイヤが路面をつかむ強さ)
- 価格は少し高い
- 元を取るには走行距離:約5万km ~ 6万kmが必要
滑りやすい / 低いグリップ性能
低燃費タイヤ (エコタイヤ) の燃費が向上する大きな理由は『転がり抵抗が小さい』ことです。
転がり抵抗を小さく抑えることで燃料消費量を抑え、燃費向上に役立てています。
しかし、転がり抵抗を小さくするためにはタイヤを硬く造らなければなりません。
硬いタイヤは路面の食いつきが悪いため、滑りやすくグリップ性能も低下します。
グリップとは ”タイヤが路面をつかむ強さ” のことです。
【女性 20代】
雨の日の運転で滑った原因は低燃費タイヤ (エコタイヤ) だったからだと思います。
【男性 30代】
とにかく雨の日は停まりません。初めのうちは停止線をオーバーすることがよくありました。
【男性 40代】
国産タイヤメーカーの低燃費タイヤ (エコタイヤ) に履き替えた後、数回ヒヤッとした経験があります。
【男性 50代】
燃費を取るか安全を取るか。再度、考えさせられました。次は低燃費タイヤ (エコタイヤ) は選びません。
価格は少し高い
低燃費タイヤ (エコタイヤ) は同レベルのタイヤと比べて価格は少し高いです。
購入後の燃料代 (ガソリン代・軽油代) は安く抑えられますが、
元を取るには走行距離:約5万km ~ 6万kmを達しなければ購入の意味を成し得ません。
一般タイヤに比べてタイヤの寿命が長いと言っても10万kmも走れるわけではありません。
走行距離:約5万km ~ 6万km ( 約5年 ~ 6年 )の間、安全性の低い ( 滑りやすい・低いグリップ性能 ) タイヤを使い続けることは安全面においてリスクがあると感じます。
低燃費タイヤ購入時に確認すべきこと
- 日本自動車タイヤ協会が定めるラベル
- 転がり抵抗性能のランク確認
- ウェット性能のランク確認
日本自動車タイヤ協会が定めるラベル
【 実際のラベル 】
↓ ↓ ↓

【 ラベリング制度(出典:JATMA) 】
2010年1月以降の低燃費タイヤ (エコタイヤ) には、日本自動車タイヤ協会 (JATMA) が定めた燃費基準に適していることを示す『ラベル』が貼ってあります。
ラベリング制度 (日本自動車タイヤ協会 (JATMA)) と呼ばれています。
ラベルの左側に『低燃費タイヤ』の表示がないタイヤは一般タイヤであり、低燃費タイヤ (エコタイヤ) ではありません。
【 低燃費タイヤ (エコタイヤ) のラベル 】

【 低燃費タイヤ (エコタイヤ) でないラベル 】

低燃費タイヤ (エコタイヤ) を購入する際は、
必ずラベルの左側に『低燃費タイヤ』の表示があるか確認して購入しましょう。
低燃費タイヤ (エコタイヤ) 購入時は『低燃費タイヤ』の表示の有無を確認してください。
低燃費タイヤの表示の有無の基準とは?
日本自動車タイヤ協会 (JATMA) が定める以下の基準をクリアしていなければ、低燃費タイヤ (エコタイヤ) と認められず、ラベルの左側には『低燃費タイヤ』の表示はありません。
- 転がり抵抗性能:A以上
- ウェット性能 :a ~ dの範囲内
以下に『転がり抵抗性能』と『ウェット性能』について解説します。
転がり抵抗性能のランク確認
ラベルには『転がり抵抗の性能』を示すランクが表示されています。
【転がり抵抗性能のランク】
- 最高ランク:AAA
- 最低ランク:C


ウェット性能のランク確認
ラベルには『ウェット性能』を示すランクが表示されています。
【ウェット性能のランク】
- 最高ランク:a
- 最低ランク:d


【ラベリング制度を実施しているタイヤメーカ】
- ブリヂストンタイヤ
- ダンロップ(住友ゴム工業)
- 横浜ゴム
- トーヨータイヤ
- オートバックスセブン
- 日本ミシュランタイヤ
- 日本グッドイヤー
- ハンコックタイヤジャパン
- クムホタイヤジャパン
- ナンカンタイヤ
- ピレリジャパン
- ネクセンタイヤコーポレーション
- マキシスインターナショナルジャパン
参考サイト >> JATMA ( 日本自動車タイヤ協会 )
低燃費タイヤのメリット
- 燃費向上
- タイヤの寿命が少し長い
- タイヤ重量が軽い
燃費向上

名前の通り低燃費タイヤ (エコタイヤ) は燃費が約3% ~ 6%向上します。
転がり抵抗は小さいため、燃料消費量を抑えられます。
転がり抵抗が小さい = よく転がるタイヤ
【 燃費:20km/l の車が低燃費タイヤを履いた場合 】
- 燃費:20.6km/l ~ 21.2km/l に向上
- 距離:0.6km ~ 1.2km 長く走れる
低燃費タイヤは年間いくらお得?
( 例 ) 一般タイヤ:燃費:20km/l の車が低燃費タイヤ (燃費向上率:6%) を履いた場合。
【一般タイヤ ( 燃費:20km/l )】
- レギュラーガソリン:160円
- 走行距離:5万km
5年間のガソリン代:約40万円 (1年間:8万円)
燃費向上率:6%の低燃費タイヤ (エコタイヤ) に履き替えると
【低燃費タイヤ ( 燃費:21.2km/l ) 】
- レギュラーガソリン:160円
- 走行距離:5万km
5年間のガソリン代:約37万8千円 ( 年間:7万6千円 )
タイヤの寿命が長い
低燃費タイヤ (エコタイヤ) は転がり抵抗を小さくするため、一般タイヤに比べて硬いタイヤに造られています。
硬いタイヤのため摩耗の進行は遅く、タイヤの寿命は伸びます。
タイヤが硬いため路面の食いつきが悪くグリップ性能は低下します。
タイヤ重量が軽い
低燃費タイヤ (エコタイヤ) は一般タイヤに比べてタイヤの重量は軽いです。
タイヤが軽いため加速時の燃料消費は抑えられ燃費向上に役立ちます。
低燃費タイヤの人気の理由
低燃費タイヤ (エコタイヤ) の人気の理由はトータルコストを抑えられる点です。
タイヤ購入時の初期費用は少し高いですが、購入後の燃料費は抑えられるため、タイヤを寿命まで使い切ると低燃費タイヤ (エコタイヤ) の方が安い点です。
低燃費タイヤ (エコタイヤ) は一般タイヤに比べて、
- 滑りやすい
- 低いグリップ性能
と、お伝えしましたが、
年々、製造技術は向上し一般タイヤとの差は縮小しています。
最近では静粛性や応答性 (ハンドリング性能) を向上した低燃費タイヤ (エコタイヤ) も販売されています。
- 静粛性
- 応答性(ハンドリング性)
差は縮まりつつありますが、まだまだ一般タイヤと比べて差があるのは事実です。
低燃費タイヤ (エコタイヤ) では、
- 激しい運転をしない
- 常に滑りやすいタイヤと頭に入れて安全運転
- 停止時は制動距離が伸びるため早めのブレーキ
などを意識し、安全運転に気を配った運転であれば、低燃費タイヤ (エコタイヤ) であっても街乗り運転には問題はありません。
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まとめ
- 低燃費タイヤのデメリットには、滑りやすい、低いグリップ性能があります。
- 低燃費タイヤの価格は一般タイヤに比べて少し高いです。
- 低燃費タイヤに変更する際はシミュレーション計算で確認が大切です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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