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ブレーキローターの交換費用は工賃を含めていくら?交換時期と研磨についても

投稿日:2019年1月25日 更新日:

ブレーキローター

ブレーキローターは車の消耗品の1つであり、いずれ交換時期を迎えます。

ブレーキローターの交換をせずに走行し続けると、ブレーキローターの割れやブレーキの効きが低下し危険な場面に遭遇します。

当記事では、ブレーキローターの交換費用と交換時期について解説し、事故を未然に防ぐことに役立てればと思います。

ちなみに、ブレーキローターとブレーキディスクは同じ部品を指し、正式名称はブレーキディスクローターと呼びます。

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ブレーキローターの交換費用

費用

ブレーキローターの交換費用は、ブレーキローター部品代工賃がかかります。

ブレーキローター部品代 (1輪) は、¥10,000円 ~ ¥20,000円程、工賃 (1輪) は、¥4,000円 ~ ¥5,000円程がかかります。

交換の際は前輪一式、後輪一式交換、4輪全て交換のいずれかが良いです。

左前輪のみ交換 (右前輪のみ交換) や左後輪のみ交換 (右後輪のみ交換)などは、アンバランスになり避けるべきです。

 

ブレーキローターの交換費用 (1輪)

  • 部品代 (1輪)  :¥10,000円 ~ ¥20,000円程
  • 工賃 (1輪)   :¥4,000円 ~ ¥5,000円程
  • 合計費用 (1輪)¥14,000円 ~ ¥25,000円

 

前輪一式 (後輪一式) を交換する費用は、¥28,000円 ~ ¥50,000円程になります。

4輪交換の場合は、¥56,000円 ~ ¥10万円程の費用になります。

ブレーキローターを交換する際は、同時にブレーキパッドの交換をしておくことが良いです。

理由はブレーキローターが新品であってもブレーキパッドが古い場合は『あたり』が悪く効果は半減するためです。

 

 

ブレーキローターの交換時期

ブレーキローター

ブレーキローターの交換時期は、前輪後輪で異なります。

交換時期は目安になり、急ブレーキの多用や高速走行からのブレーキングを多用するなど、ブレーキの使用頻度運転の仕方で摩耗の進行は変わります

  • 前輪:走行距離 約10万km
  • 後輪:走行距離 約15万km

 

ブレーキローターの交換時期を正確にはかるには、走行距離ではなくブレーキローター厚さではかります。

しかし、日常の点検ではローターの厚さをはかることは難しいため、目安として走行距離で表します。

ちなみに、前輪のブレーキローターは片側1mm (両側で2mm)後輪片側0.5mm (両側で1mm) 摩耗すると交換時期です。

通常の運転では、約10万km走行時に前輪のブレーキローターは片側1mm摩耗します (目安)。

後輪では約15万km走行時にブレーキローターの片側が0,5mm摩耗します (目安)。

前輪の交換時期が後輪に比べ早い理由は、ブレーキング時に車重は前方へ移動するため前輪の負荷が大きい為です。

欧州車ではブレーキローターに柔らかい材質を使用しているため、国産車に比べ約半分の5万kmが交換時期です。

走行距離にかかわらず、走行中に異音やブレーキング時に振動 (ブレーキジャダー)、ブレーキローターに刻印された使用限界の厚さまで摩耗した場合は寿命を迎え交換時期になります。

交換時期を迎えたブレーキローターは、ブレーキパッドが当たる外周より少し内側の面が摩耗し薄くなります。

摩耗により薄くなったブレーキローターは、ブレーキを掛けた際に割れる恐れがありますので、交換時期を迎えた場合は早めに交換することが良いです。

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ブレーキローター交換時期の症状

  • ヒートクラック
  • ブレーキジャダー
  • メタルキャッチ (スジ・溝)

 

 

ヒートクラック

ヒートクラック出典:みんカラkeyakiの愛車 [日産 シルビア]

ヒートクラックとは、熱の膨張と収縮の繰り返しによる熱疲労が原因となり、部材に亀甲状剥離が起きる現象です。

ヒートクラックが進行するとブレーキパッドの引っかかりやブレーキローターが割れる原因となります。

ヒートクラック初期の場合は、ブレーキローターを研磨すると再利用が可能です。

>>『ブレーキローターの研磨』

 

 

ブレーキジャダー

ブレーキジャダー

ブレーキジャダーとは、ブレーキをかけた際にブレーキペダルを前後するように起きる振動です。

回転部品のブレーキローターは、ブレーキパッドとの間にはわずかな隙間しかありません。

ブレーキローターに局部的な熱歪み (ねつひずみ) が生じると、回転中のブレーキローターに横振れが起き、ブレーキ時振動が起きます。

局部的な熱歪み (ねつひずみ) が生じる主な原因は、高速走行時急ブレーキをかけることです。

ブレーキローターに生じた熱歪み (ねつひずみ) は、一度ひずみが起きてしまうと元には戻りませんので、修正あるいは交換することになります。

歪 (ひずみ) の程度にもよりますが、修正可能な場合にはブレーキローターの研磨が良いです。

>>『ブレーキローターの研磨』

 

 

錆 (サビ)

ブレーキローター

車のブレーキローターの材質はネズミ鋳鉄 (鉄) を使用しており、 (サビ) やすい材質です。 (自動2輪ステンレス製)

ブレーキローターに錆が生じると良くないイメージがありますが、少しであれば気にしなくてもよいです。

少しの付着であればブレーキをかけた際に削り落とされ、錆の付着による制動距離も実走行では問題ありません。

しかし、屋外に長期間放置した車両の中には、ブレーキローターの表面に凹凸ができている場合があり、錆の凹凸は安全とは言えずブレーキの効き影響します。

また、降雪地域の場合も凍結防止剤 (塩化カルシウム・塩化ナトリウム) による錆には気を使わなければなりません。

錆びブレーキローターは研磨後に再利用することが可能ですが、外す際は錆の固着に起因しブレーキローターが割れる恐れがありますので注意して外さなければなりません。

>>『ブレーキローターの研磨』

 

 

メタルキャッチ (スジ・溝)

メタルキャッチ出典:みんカラ Ocean_biwaの"びーちゃん" [スバル BRZ]

ブレーキローターの表面スジ・溝が表れる原因は、ブレーキパッドの摩耗粉 (まもうふん)が一極集中によりゴマ粒ほどの大きさになり、ブレーキローター回転時にスジ・溝をつけるためです。

スジ・溝はメタルキャッチと呼ばれ、ブレーキパッドに付着した粒を取り除かなければ抑えることはできません。

メタルキャッチが生じた場合は、ブレーキローターを交換しなければならないほか、ブレーキパッド交換も必要です。

理由はメタルキャッチによりブレーキパッドの接地面積 (摩擦面積) が減少し、ブレーキの制動力低下に繋がるためです。

メタルキャッチが生じた時は、ブレーキローターとブレーキパッドの両方交換しなくてはなりません。

また、メタルキャッチと同様の症状に小石や異物の噛み込みがあります。

小石や異物の噛み込みは、ブレーキをかけていない時にも大きな鳴きがあります。

ブレーキパッドを取り外し小石や異物を取り除くと鳴きはおさまります。

 

関連記事>>>『ブレーキパッドの交換費用はいくらかかる?交換時期とオートバックスの工賃についても』

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ブレーキローターの研磨と費用

研磨

ヒートクラックや錆 (サビ)、傷 (スジ) が生じた場合、ブレーキローターの研磨により再利用が可能です。

ただし、歪 (ひずみ) の大きさやヒートクラックの深さによっては研磨不可場合があります。

ブレーキローターには使用限界刻印( 例:15mm )があります。

ブレーキローター研磨後の厚さが刻印にある使用限界を下回る場合は、研磨できず新品交換となります。

研磨が行える目安2回です。

一般的にディーラーでは、ブレーキローターの研磨は行われず新品交換を進められます。

 

 

ブレーキローターの研磨費用 (工賃)

値崩れ

ブレーキローターの研磨費用1輪あたり¥3,000円 ~ ¥5,000円程です。

工賃1輪あたり、¥4,000円 ~ ¥5,000円程かかります。

ブレーキローターの研磨費用 (1輪)

  • 研磨費用(1輪) :¥3,000円 ~ ¥5,000円程
  • 工賃(1輪)   :¥4,000円 ~ ¥5,000円程
  • 合計費用 (1輪)  :¥7,000円 ~ ¥10,000円
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ブレーキローターの交換を自分で行う (DIY)

ブレーキローター交換 diy

ブレーキローターの交換は自分で行うことはできますが、不備があった場合は事故に直結しますので、専門業者やディーラーにて交換することが良いです。

 

 

まとめ

  • ブレーキローターの交換費用は、前輪 (後輪) 一式交換では¥28,000円 ~ ¥50,000円程、4輪交換では¥56,000円 ~ ¥10万円程の費用がかかります。
  • ブレーキローターの交換時期は、ブレーキローターの厚さが刻印にある『使用限界』に達する前まで使用可能です。走行距離の目安は、前輪約10万km、後輪約15万kmですが、運転の仕方やブレーキ使用頻度により交換時期は異なります。
  • ブレーキローターが交換時期を迎えた時は、ヒートクラック、ブレーキジャダー、錆、メタルキャッチなどが生じ、研磨後に再利用が可能な場合もあります。

関連記事>>>『ブレーキパッドの交換費用はいくらかかる?交換時期とオートバックスの工賃についても』

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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