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電装系

オルタネーターの故障の原因と症状とは?修理費用と交換費用の比較についても

2019年1月12日

オルタネーター 故障の原因と症状出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オルタネーターが故障をした時に、故障の原因は何か気になったことはないでしょうか。

また、オルタネーターが故障した後の修理費用についても知りたいと思ったことはないでしょうか。

当記事では、オルタネーターが故障した原因や症状、故障した後の修理費用について解説します。

 

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オルタネーターの故障の原因

  • ベアリングなど各部品の寿命
  • 浸水 (オイル含む) や熱影響

 

 

ベアリングなど各部品の寿命

オルタネーター出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オルタネーターは複数の部品が組み合わさり成り立っています。

故障や寿命の原因になる主な構成部品は『ベアリングです。

ベアリングは前後2ヶ所に取り付けられており、回転軸の保持と回転抵抗の少ないスムーズな回転を実現する部品です。

使用期間が長期化するとベアリングが磨耗し劣化を早めるほか、ウィーンやヒューンなどの異音が出る原因にもなります。

ベアリングの故障や寿命を早める原因はほかに、『ベルト張り』が強すぎる場合があります。

組み立て時にベルト張りが強すぎた場合は、回転軸を引っ張ることになります。

回転軸が引っ張られることは、ベアリングに負荷がかかります。

特にプーリーに近い方のベアリングは負荷が大きく磨耗が早くなります。

 

 

浸水 (オイル含む) や熱影響

オルタネーターには、レクチファイヤー (レクティファイヤー) や、ICレギュレーターなど水や熱に弱い部品が付帯しています。

冠水やオイルがかかるほか、外部の熱影響が原因で故障する場合があります。

 

 

オルタネーターの故障の症状

  • 充電警告灯の点灯
  • オルタネーターの異音
  • エンジン始動不良
  • 電装品に不具合がでる

 

 

充電警告灯の点灯

充電警告灯

オルタネーターが故障した場合は、メーターパネルに『充電警告灯』が赤く点灯します。

『充電警告灯』は、オルタネーターのほかバッテリーが故障した場合も赤く点灯します。

オルタネーターが故障をしている場合は発電ができず、バッテリーへ充電することもできません。

電力を全て消費するとエンジン停止します。

 

 

オルタネーターから異音がする

オルタネーターから異音がする場合は、オルタネーター内部の構成部品故障しています。

 

異音 原因
ウィーン ベアリングの磨耗・劣化
ガラガラ (カラカラ) プーリーの磨耗・劣化
キュルキュル / キーキー Vベルトの滑り・ひび割れ・劣化・ベルト張り不良

ウィーンヒューンと異音がする場合は、ベアリングが磨耗や劣化しています。

ウィーンのほかに多く聞かれる異音は、カラカラ (ガラガラ) 、キュルキュル (キーキー) などがあります。

カラカラやキュルキュルなどは、プーリーVベルトが磨耗や劣化しているためです。

プーリーやVベルトは付帯部品ですが、不具合がある場合はいずれオルタネーターの故障やオルタネーター周辺部品の破損に繋がります。

 

関連記事>>>『オルタネーターからウィーンの異音がする原因とは?カラカラやキュルキュル音についても』

 

 

エンジン始動不良

エンジン始動

オルタネーターが故障すると発電やバッテリーへの充電できません

エンジン始動に必要な電力はバッテリーに残されている電力を使用します。

バッテリーに残されている電力わずかの場合は、バッテリー上がり直前の様にエンジンのかかりが弱く始動不良になります。

 

 

電装品に不具合がでる

ヘッドライト

エンジン始動不良の原因と同じく、オルタネーターの故障により発電とバッテリーへの充電ができず、電装品に使用する充分な電力を確保できません。

電装品に使用する電力はバッテリーに残された電力を使用しますので、バッテリーに残された電力が残りわずかの場合は電装品の使用に支障をきたします。

ヘッドライトが暗くなる、オーディオの不調、パワーウィンドウの動きなどが遅くなるなどの症状が見られます。

 

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オルタネーターの故障の診断方法

オルタネーターチェッカー

オルタネーターチェッカーは、オルタネーターに不具合がないか診断点検をする機器です。

測定はシガーソケットバッテリーに接続するだけで簡単に行えます。

オルタネーターチェッカー

 

 

オルタネーターの修理費用

費用

オルタネーターの修理費用は、交換費用と比べ安く抑えることができます。

修理が難しい部分は新しい部品と交換になります。

修理と新たに交換する部品を合わせた理費用¥10,000円程、あるいは¥10,000円以下になります。

 

 

オルタネーターの修理時間

時間

オルタネーターの修理時間1時間 ~ 2時間程度を要します。

 

 

オルタネーターを自分で交換する

交換作業

オルタネーターの交換は、休日に車いじりや車のメンテナンスをしている方や、工具を使用した作業に慣れている方であれば難しい作業ではありません。

 

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オルタネーターの交換費用

値崩れ

新品のオルタネーターに一式交換した場合の交換費用は、オルタネーターの部品代に¥50,000円 ~ ¥10万円程かかります。

工賃は¥10,000円 ~ ¥20,000円程かかり、合計費用¥60,000円 ~ ¥12万円程がかかります。

修理費用交換費用¥50,000円 ~ ¥11万円程あります。

故障と思われた場合は、交換になる前に修理すると費用を抑えることができます。

 

オルタネーターの交換費用と工賃

  • オルタネーター:¥50,000円 ~ ¥10万円程
  • 作業工賃   :¥10,000円 ~ ¥20,000円程
  • 合計費用   :¥60,000円 ~ ¥12万円程

 

関連記事>>>『オルタネーターの交換費用は工賃を含めていくら?交換時期についても』

 

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オルタネーターの交換時期 (寿命)

寿命

オルタネーターの交換時期 (寿命) は、車の年式電装品の使用頻度 (バッテリーの消費量) により異なります。

 

区分  交換時期 (寿命) までの走行距離
年式高い 10万km
年式低い 15万km~20万km以上
電装品の使用頻度が高い車 10万km未満
バッテリー消費量が多い車

 

オルタネーターは車の消耗品の中では長寿命の部類に入る耐久性優れた部品です。

いずれの場合も、走行距離10万km近くまでの耐久性はあります。

 

関連記事>>>『オルタネーターの交換時期と症状

 

 

費用を抑える場合はリビルド品

オルタネーターが故障した場合は、リビルド品を用いると修理費用交換費用抑えることができます。

リビルド品は中古部品を分解洗浄し磨耗や劣化した部品は新品に交換した、新品同様のオルタネーターです。

価格は抑えつつ、品質や寿命は充分に備えてあります。

リビルド品の価格は、¥20,000円 ~ ¥30,000円程になります。

交換工賃は¥10,000円 ~ ¥20,000円程かかります(自分で取り付ける場合は費用はかかりません)。

部品代と工賃を合わせた合計費用は、¥30,000円 ~ ¥50,000円程になります。

新品交換に比べ約半分の費用になります (新品交換の費用:¥60,000円 ~ ¥12万円程)。

 

オルタネーターのリビルド品の交換費用と工賃

  • リビルド品:¥20,000円 ~ ¥30,000円程
  • 交換工賃 :¥10,000円 ~ ¥20,000円程
  • 合計費用 :¥30,000円 ~ ¥50,000円程

 

 

オルタネーターが故障した時は安全な場所に停車し救援依頼

JAF

オルタネーターが故障した場合は、安全な場所に停車しJAFやロードサービスなどに救援依頼をしましょう。

オルタネーターの故障は直ぐに走行不能になることはありませんが、走行可能距離10km ~ 15km程度です。

バッテリー内の電力を全て消費すると走行中エンジン停止します。

走行中のエンジン停車は非常に危険のため、オルタネーターが故障した時は無理をせず救援依頼しましょう。

 

関連記事>>>『走行中にエンストする危険性とは?パワステとブレーキが効かない理由を解説!』

 

 

まとめ

  • オルタネーターの故障の原因は、ベアリングなど構成部品の磨耗や劣化です。
  • オルタネーターの故障の症状は、充電警告灯の点灯や異音、エンジン始動不良、電装品の不具合などがあります。
  • オルタネーターの故障は修理やリビルド品の使用が費用を抑えることができます。

 

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7年経過の車は修理を続けると損をするの?買い替える判断基準についても

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

10万kmに差し掛かり寿命が近づく車は修理をするとをします。

 

 

関連記事新車を最も安く買う方法!値引きと購入費用を抑えるコツと時期を徹底解説!

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