電装系

オルタネーターの故障はバッテリー上がりの原因になる?故障を診断する方法は?

2019年1月14日

オルタネーター

オルタネーターが故障するとバッテリーの充電はどうなるのか?

バッテリー上がりにならないか心配や疑問に思ったことはないでしょうか。

当記事では、オルタネーターが故障した後のバッテリーについて解説します。

故障する前に知っておくことで、安全な処置をとることができます。

 

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オルタネーターの故障はバッテリー上がりに繋がる

バッテリー

オルタネーターは電装品の稼動に必要な電力を発電し、余った電力はバッテリーへ充電します。

オルタネーターが故障した場合は、発電とバッテリーへの充電はできませんので、電装品の稼動に必要な電力はバッテリーに残された電力を使用することになります。

バッテリー内の電力を全て消費すると、電力不足により『バッテリー上がり』になります。

オルタネーターを新しく交換することで発電可能となり、バッテリーへの充電も再び開始されます。

ただし、『バッテリー上がり』をしていますので、新しいバッテリーへ交換する必要があります。

 

 

バッテリー上がりの原因はどちらか見分ける方法

バッテリー上がりを起こした原因は、オルタネーターの故障かそれともバッテリーの劣化かどちらか判別する方法を解説します。

 

step
1
エンジン始動

オルタネーターの発電はエンジンの回転を利用しますので、エンジンを始動し電力を発電します。

 

step
2
電装品の電源ON

エンジン始動を保ち、消費電力の高い電装品 (ヘッドライトやエアコン) を点けます。

 

step
3
バッテリーのマイナス端子を外す

電力供給をオルタネーターからのみにする為、バッテリーのマイナス端子を外します

 

step
4
エンジン停止した場合

エンジン停止した場合は、オルタネーター故障しています。

バッテリーのマイナスが端子を外すと電装品が停止することは、オルタネーターが故障し発電と電装品への電力供給ができていないと考えられるためです。

 

step
5
エンジン始動を続ける場合

バッテリーのマイナスが端子を外した後もエンジン始動し続けた場合は、バッテリー劣化しています。

バッテリーのマイナス端子を外しても電装品が稼動することは、バッテリーに頼らずオルタネーターが発電していることになります。

オルタネーターに異常は無くバッテリーが劣化していると判断できます。

 

他の部品へ負荷がかかりますので、確認後は速やかにマイナス端子を接続します。

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オルタネーターの故障診断

診断

オルタネーター、バッテリーの両方が正常の場合

エンジン停止時にバッテリー電圧を測定します。

測定したバッテリー電圧が12.2V ~ 12.8V位であれば、オルタネーターとバッテリー共に正常です。

 

両方あるいは一方が故障している場合

バッテリー電圧が12V未満の場合は、オルタネーターとバッテリーの両方が、あるいはどちらか一方が故障している恐れがあります。

 

オルタネーターが故障している場合

エンジン始動

電装品の使用を極力抑えてエンジン始動します。

エンジン始動後5分以上経過した後にバッテリー電圧を測定します。

エンジン停止時の電圧と同じ値 (12.2V ~ 12.8V位) の場合は、オルタネーターが故障している恐れがあります(エンジン回転数を上げると電圧は下がる傾向にあります)。

エンジン始動中にヘッドライトやエアコン、デフォッガーなどの電装品の電源をONにします。

バッテリー電圧が13V ~ 13.5V位の場合、オルタネーターが故障している恐れがあります。

エンジン始動中にバッテリー電圧が15V以上を測定した場合は、電圧を制御できておらず過電圧と考えられます(故障)。

バッテリーのマイナス端子を外すとエンスト (エンジンストール) する場合も同様にオルタネーターが故障している恐れがあります。

 

オルタネーターが正常の場合

エアコン

エンジン始動中にヘッドライトエアコンデフォッガーなどの電装品の電源をONにします。 バッテリー電圧を測定し13.5V ~ 14.5V位であれば、オルタネーターは正常です。

 

オルタネーターの故障診断のまとめ

【スマートフォンの方は横スクロールができます】

  エンジン停止 エンジン始動 (電装品OFF) エンジン始動 (電装品ON)
バッテリー電圧 (12.2V ~  12.8V位) 両方正常 オルタネーター故障の恐れ オルタネーター故障の恐れ
バッテリー電圧 (13V ~ 13.5V位) - - オルタネーター故障の恐れ
バッテリー電圧 (13.5V ~ 14.5V位) - - オルタネーター正常
バッテリー電圧 (15V以上) - - オルタネーター故障の恐れ

 

作業時はショートや車両火災には注意してください。

慣れていない方はディーラーなどに点検依頼することが安全です。

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まとめ

  • オルタネーターが故障すると発電不能になりバッテリー上がりの原因になります。
  • オルタネーターとバッテリー故障の判別は、エンジン始動時にバッテリーのマイナス端子を外して判断します。
  • オルタネーターの故障診断は、バッテリーの電圧測定値から正常か故障かを判断します。
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