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電装系

イリジウムプラグと白金プラグの違いとは?ノーマルプラグとの違いや効果は?

2018年10月7日

イリジウムプラグと白金プラグの違い

超寿命タイプや燃焼効率が良いとスパークプラグには、イリジウムプラグと白金プラグの2種類があります。

イリジウムプラグと白金プラグの違いには何があるのでしょうか?

また、ノーマルプラグ(一般プラグ)との違いは、どの点にあるのでしょうか?

当記事では、イリジウムプラグと白金プラグの違いや、ノーマルプラグ(一般プラグ)との違いについてお伝えしていきます。

 

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白金プラグとは?

白金プラグ

白金プラグとは、スパークプラグの接地電極と中心電極の先端に白金チップを溶着したスパークプラグです。

一般的なスパークプラグ(一般プラグ)に比べ、耐久性スパーク性能が高いため燃焼効率が良く、エンジン始動性や燃費が良くなります。

一般プラグと比べ電極部細く造られており、電力を一点に集中することができるためスパーク性能が高くなります。

一般プラグと比べ耐久性やスパーク性能は高いため高価になります。

 

 

イリジウムプラグとは?

イリジウムプラグ

イリジウムプラグとは、スパークプラグの接地電極と中心電極をイリジウムから造られたスパークプラグです。

白金プラグと比べ、電極部より細く造られておりスパーク性能は高くなります。

電力をより一点集中でき、白金プラグ以上に強力かつ確実なスパークを実現できるため燃焼効率が良いスパークプラグです。

 

 

冷却作用(消炎作用)が小さく火炎を大きくできる

イリジウムプラグは一般プラグに比べ電極部は非常に細く造られているため冷却作用・消炎作用が小さく、着火性や燃焼効率は良くなります。

電極部の面積を大きく造った場合、スパーク時の火炎熱は火炎していない冷えた部分へ大きく奪われ冷却作用・消炎作用は大きくなります。

イリジウムプラグは電極部の面積は小さいため、混合気の着火に繋がる火花の成長の妨げの要因となる冷却作用(消炎作用)は小さくなり、火炎大きくすることができます。

 

 

一点集中で点火が可能

イリジウムプラグの電極部の先端はテーパー形状に細く造られています。

電極部の先端が細いことは、火花の散らばりがなく一点集中したスパーク(火花)を飛ばすことが可能となり、強力かつ確実なスパークが実現できます。

その結果、エンジン始動性や出力、加速や燃費が改善されます。

 

 

イリジウムプラグに交換するメリット

イリジウムプラグは一般プラグに比べ、耐久性が高く確実で強力なスパーク性能を備えているため燃焼効率が向上します。

年式が経過した車両では一般プラグからイリジウムプラグへ交換することで、走行時の加速や燃費が改善されます。

白金プラグ同様に、一般プラグと比べ耐久性やスパーク性能が高いため高価になります。

 

スパークプラグの種類とガソリンの種類には繋がりはありません。

給油するガソリンがレギュラーガソリン・ハイオクのどちらであっても、スパークプラグの種類とは関係ありません。

 

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効果の違い

スパークプラグ

 

 

一般プラグと白金・イリジウムプラグの効果の違い

  • エンジン始動性が良くなる(クランギング時間の短縮)
  • エンジン出力の改善
  • 燃費の改善
  • アイドリング回転数の安定
  • スムーズな加速

 

一般プラグに比べ、白金・イリジウムプラグスパーク性能は高くなります。

白金・イリジウムプラグは高電力スパークに起因し、強力かつ確実スパークが実現できるため燃焼効率が良くなります。

燃焼効率が良くなる結果、エンジン始動性(クランキング時間の短縮)や、エンジン出力、加速が改善されるほか、不安定なアイドリング回転数や燃費も改善されます。

 

 

白金プラグとイリジウムプラグの効果の違い

白金プラグとイリジウムプラグを比べた場合、電極をより細く造られているイリジウムプラグがスパーク性能が高く、耐久性においても高い傾向にあります。

 

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白金プラグ・イリジウムプラグの寿命について

スパークプラグの交換時期

 

 

片貴金属タイプの寿命

スパークプラグ 低寿命

イリジウムプラグ、白金プラグと謳われているプラグの中には、中心電極のみイリジウムや白金コーティングを施してある片貴金属タイプのスパークプラグがあります。

中心電極のみコーティングを施してあるスパークプラグの寿命は、一般プラグと同等の耐久性(寿命)になり、普通車の場合は約2万km、軽自動車の場合は約1万kmになります。

また、中心電極のみコーティングが施してある片貴金属タイプでは、コーティングを施してない接地電極は徐々に消耗し減っていき、接地電極と中心電極の面積の差が大きくなると、失火やエンジントラブルに繋がる恐れがもあります。

 

 

両貴金属タイプの寿命

スパークプラグ 高寿命

接地電極と中心電極の両方にイリジウム、白金コーティングが施してある両貴金属タイプのスパークプラグでは、一般プラグに比べて5倍の約10万kmの寿命があります。

超寿命タイプと呼ばれるスパークプラグになります。

 

 

寿命の違い

  一般的なプラグ 白金・イリジウムプラグ(片貴金属) 白金・イリジウムプラグ(両貴金属)
普通車 20,000km 20,000km 100,000km
軽自動車 10,000km 10,000km 50,000km

 

スパークプラグの寿命・交換頻度は、普通車軽自動車では異なります。

軽自動車のエンジン回転数は普通車に比べ高い傾向にあるためスパークプラグの点火回数は多くなり寿命は早くなります。

普通車と比べた寿命は半分が目安となります。

 

軽自動車では新車購入時にイリジウムプラグが装備されている車両であっても、中心電極のみの場合が多くあり、耐久性は一般プラグと同等の約1万kmになります。

 

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まとめ

  • 白金プラグとは、電極部が白金合金で造られたスパークプラグです。
  • イリジウムプラグとは、電極部がイリジウム合金で造られたスパークプラグです。
  • 一般プラグと白金・イリジウムプラグを比べた場合、耐久性やスパーク性能・燃焼効率に違いがあります。
  • 一般プラグに比べ白金・イリジウムプラグ(両貴金属タイプ)のプラグでは5倍の耐久性があります。

 

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7年経過の車は修理を続けると損をするの?買い替える判断基準についても

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

10万kmに差し掛かり寿命が近づく車は修理をするとをします。

 

 

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