ある日突然、格納したドアミラーが動かなくなり焦ってしまうことがあります。
ドアミラーは安全確認をする為には欠かかすことができない、動かなくては困ってしまう装置です。
ドアミラーが動かなくなった原因や、修理にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
当記事では、ドアミラーを修理した際の修理費用と動かない原因についてお伝えしていきます。
ドアミラーが動かない原因
ドアミラーが動かない原因
- ドアミラー駆動モーターの寿命や故障
- 電気系統や配線のトラブルや経年劣化
ドアミラーが動かない原因の多くは、ドアミラー開閉時の原動力となっているモーターの寿命や故障、もしくは電気系統・配線の故障や経年劣化です。
特に、『ガタガタ』と異音がする場合は、モーターや歯車(ギヤ)の寿命です。
この場合はモーターや歯車を新品交換することで、これまで通りボタン1つで自動で動くようになります。
寿命の目安はおよそ5年~7年ほどになります。
通常ドアミラーの格納や展開は左右同時に作動しますが、寿命や故障は左ドアミラーあるいは右ドアミラーのみ動かなくなることも多くあります。
ドアミラーに使用している歯車(ギヤ)は、樹脂製の歯車を使用していることが多く、使用頻度が高い場合は早期に消耗し寿命が早まることがあります。
電動で動かない時は手動でもOK
ドアミラーが寿命や故障で動かない場合は、手動で開いても問題ありません。
ドアミラーの交換費用は?
寿命や故障して動かなくなったドアミラーを新品に交換した場合は、片側のみの費用は約¥30,000円の修理費用になります。
左と右の両方を交換する場合は、約¥60,000円の費用がかかります。
ドアミラーに電動格納機能、ウィンカー、カメラなどが装備されている場合は、¥60,000円を超える費用がかかることもあります。
ドアミラーの交換費用
- 片側のみ交換:約¥30,000円
- 左右交換 :約¥60,000円
ドアミラーの修理にかかる時間
ドアミラーの交換時間は、1時間程で完了します。
在庫が無い場合は部品の取り寄せになりますので、1日~3日ほど時間を要します。
ドアミラーの修理時間は、車種により取り外し・組み付けに時間を要する場合があります。
ミラーが割れた時
ドアミラーの鏡が割れた場合の修理・交換費用は車種や損傷の大きさにより異なりますが、概ね、曇り止め機能がない場合は¥2,000円ほどの費用になります。
曇り止め機能があるドアミラーの場合は¥4,000円ほどの費用がかかります。
ドアミラーの修理に車両保険は?
ドアミラーの修理に車両保険を使用した場合は、3等級ダウンになりま、次年度の保険料が上がります。
¥60,000円の修理費用であれば、車両保険を使用しない方が良いです。
等級ダウンした場合は次年度からの保険料が上がるため、具体的な保険料を基に車両保険を使用するか、使用しないかを決めなければなりませんが、¥60,000円前後であれば車両保険を使用しない方が安くすみます。
車両保険を使用した方がお得か、使用しない方がお得かについては、ディーラーの方にお聞きすると、どちらを選んだ方がお得になるか教えていただくことができます。
例えば、「12万円未満の修理費用であれば、車両保険を使わない方がお得になりますね。12万円以上なら、車両保険を使った方がお得になりますね。」などと教えていただけます。
また、契約している保険会社にお電話して教えていただくことができます。
その際は、翌年次の具体的に支払う保険料などをお聞きすることになりますので、メモとペンを手元に準備してお電話することが良いです。
まとめ
- ドアミラーが動かない原因は、モーターや歯車(ギヤ)の寿命。あるいは電気系統の寿命です。
- ドアミラーの修理費用は、片側のみの場合¥30,000円前後の費用がかかります。
- ドアミラーの修理時間は、1時間程で完了します。在庫がない場合は部品の取り寄せを含めて1日~3日ほど時間を要します。
- ドアミラーの修理には、¥60,000円程であれば車両保険を使用しない方がお得になります。修理費用によりますので、ディーラーや保険会社へ確認は必要です。
修理するか買い替えるか?
走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。
そんな時に、『修理してもう少し乗り続けるようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。
大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。
寿命が近づく10万kmに差し掛かろうとしている車を修理するのであれば、この先のことを考えると『買い替える方が得』をします。