タイヤの買い方がわからなくて困っているんだよね…
タイヤ選びで失敗したくないな。
上記の悩みにお答えします。
【 記事を読んでわかること 】
- タイヤサイズの見方
- 車のタイヤの買い方
- 失敗しないタイヤ選び
車のタイヤを購入する際にタイヤサイズの見方がわからず困ったことはありませんでしょうか?
タイヤサイズの見方が理解できなければ、タイヤの買い方に困りますよね。
当記事ではタイヤサイズの見方を詳しく解説します。
記事を読むことでタイヤサイズの見方がわかるほか、失敗しないタイヤの選び方がわかります。
関連記事:タイヤをどこよりも安く買う方法を解説!どこで買うのがいいか一番安い店を詳細解説!
タイヤを安く買いたい方(タイヤフッド)
↓ ↓ ↓
タイヤ販売&取付予約サイト【TIREHOOD】
全タイヤ 無料の6ヶ月間パンク保証付き!
タイヤサイズの見方を詳細解説
タイヤサイズはタイヤ側面に数字と記号、アルファベットの組み合わせで刻印されています。
タイヤサイズ:195/65R15 91 H を例に解説します。
タイヤサイズは以下の①〜⑥に分解されます。
1つ1つ解説します。
【 タイヤサイズの見方 】
① 195・・・タイヤの幅 (mm) (タイヤ断面幅と同じ)
② 65 ・・・扁平率( %)
③ R ・・・タイヤ構造
④ 15 ・・・リム系 (インチ)
⑤ 91 ・・・ロードインデックス(LI)
⑥ H ・・・速度記号
① タイヤの幅 (mm) (タイヤ断面幅と同じ)
①はタイヤの幅 (mm) を表します (単位:mm)
195はタイヤの幅:195(mm)の意味です。
参考
以下の2つは異なる表記ですが意味は同じです。
タイヤの幅 (mm) = タイヤの断面幅 (mm)
(タイヤの総幅 (mm) から、タイヤ側面の模様・文字などを除いた幅)
② 扁平率 (%)
②は『扁平率 (へんぺいりつ)』 と言います。
- 単位: %
扁平率 (へんぺい率) は、①で解説した 『タイヤの幅 (タイヤの断面幅)』に対する『タイヤの断面高さ』の比率です。
【 扁平率の計算式 】
扁平率 (%) = [タイヤの断面高さ] / [タイヤ断面幅] ×100です。
扁平率の低いタイヤ
扁平率の低いタイヤ (40%や30%) はコーナリングフォースに優れているためスポーツカー (スポーツ走行) に向いています。
ただし、タイヤが薄いためクッション性は良くないため乗り心地は悪くなります。
扁平率の高いタイヤ
扁平率の高いタイヤ (50%や60%) は乗り心地は良くなりますが、スポーツ走行には不向きです。
③ タイヤ構造
Rは『タイヤの構造』を表します。
R:ラジアル構造 (ラジアルタイヤ) を意味します。
近年の車のタイアはラジアル構造 (ラジアルタイヤ) しか採用されていません。
③は『R』のみと覚えていて問題ありません。
ちなみに、ラジアル構造のほかには『バイアス構造』があります。
バイアス構造 (バイアスタイヤ) はオートバイ(バイク)や自転車で採用されています。
【 タイヤの構造は主に2種類 】
- ラジアル構造(車のタイヤに採用)
- バイアス構造(バイクや自転車のタイヤに採用)
④ リム径(インチ)
リム径とはホイールの外径です。
リムとは?
ホイールの外周部 (外径)を『リム』と言います。
リムはタイヤとホイールが組み合わさる部分のためホイール外径サイズをインチ数で表します。
- 単位:インチで表します。
つまり、
- ホイール外径 = タイヤ内径
と、思って問題ありません。
画像の例の場合は、
15:15インチを意味します。
ホイールの外径15インチ = タイヤの内径15インチを意味します。
同様に『16』ではホイール外径:16インチを意味し、『18』では18インチを意味します。
- 16:16インチ (ホイール外径=タイヤ内径)
- 18:18インチ (ホイール外径=タイヤ内径)
⑤ ロードインデックス(LI)
ロードインデックスは『最大負荷能力』を意味します。
最大負荷能力とは?
『最大負荷能力』とは、タイヤ1本で支えられる最大の重さ (kg) です。
先にロードインデックス (LI) の一覧表をご覧になりたい方は少し下にお進み下さい。
タイヤは車の重さを支えなければなりません。
加速やブレーキ時は前輪や後輪に多くの重さ (負荷・荷重・慣性力) がかかります。
重さを支える能力が低くてはタイヤは直ぐに損傷してしまいます。
タイヤ1本で何kgの重さを支えられるか (= 負荷能力) を示した記号を『ロードインデックス』と言います。
家を建てる時に柱が弱いと家が潰れてしまうことと同じように、車もタイヤを支える能力が低ければ、タイヤは損傷し走行に支障をきしてしまいます。
タイヤを支える能力を示す値をロードインデックス (LI) と言います。
ただし、タイヤ空気圧は適正空気圧であることが前提です。
空気圧が不足しているタイヤでは、どんなに負荷能力が高くてもタイヤは損傷します。
ロードインデックス (LI) の一覧
荷重指数 (LI) | タイヤ1本の負荷能力 (kg) |
60 | タイヤ1本:250 (kg) |
61 | タイヤ1本:257 (kg) |
62 | タイヤ1本:265 (kg) |
63 | タイヤ1本:272 (kg) |
64 | タイヤ1本:280 (kg) |
65 | タイヤ1本:290 (kg) |
66 | タイヤ1本:300 (kg) |
67 | タイヤ1本:307 (kg) |
68 | タイヤ1本:315 (kg) |
69 | タイヤ1本:325 (kg) |
70 | タイヤ1本:335 (kg) |
71 | タイヤ1本:345 (kg) |
72 | タイヤ1本:355 (kg) |
73 | タイヤ1本:365 (kg) |
74 | タイヤ1本:375 (kg) |
75 | タイヤ1本:387 (kg) |
荷重指数 (LI) |
タイヤ1本の負荷能力 (kg) |
76 | タイヤ1本:400 (kg) |
77 | タイヤ1本:412 (kg) |
78 | タイヤ1本:425 (kg) |
79 | タイヤ1本:437 (kg) |
80 | タイヤ1本:450 (kg) |
81 | タイヤ1本:462 (kg) |
82 | タイヤ1本:475 (kg) |
83 | タイヤ1本:487 (kg) |
84 | タイヤ1本:500 (kg) |
85 | タイヤ1本:515 (kg) |
86 | タイヤ1本:530 (kg) |
87 | タイヤ1本:545 (kg) |
88 | タイヤ1本:560 (kg) |
89 | タイヤ1本:580 (kg) |
90 | タイヤ1本:600 (kg) |
91 | タイヤ1本:615 (kg) |
荷重指数 (LI) |
タイヤ1本の負荷能力 (kg) |
92 | タイヤ1本:630 (kg) |
93 | タイヤ1本:650 (kg) |
94 | タイヤ1本:670 (kg) |
95 | タイヤ1本:690 (kg) |
96 | タイヤ1本:710 (kg) |
97 | タイヤ1本:730 (kg) |
98 | タイヤ1本:750 (kg) |
99 | タイヤ1本:775 (kg) |
100 | タイヤ1本:800 (kg) |
101 | タイヤ1本:825 (kg) |
102 | タイヤ1本:850 (kg) |
103 | タイヤ1本:875 (kg) |
104 | タイヤ1本:900 (kg) |
105 | タイヤ1本:925 (kg) |
106 | タイヤ1本:950 (kg) |
107 | タイヤ1本:975 (kg) |
荷重指数 (LI) |
タイヤ1本の負荷能力 (kg) |
108 | タイヤ1本:1000 (kg) |
109 | タイヤ1本:1030 (kg) |
110 | タイヤ1本:1060 (kg) |
111 | タイヤ1本:1090 (kg) |
112 | タイヤ1本:1120 (kg) |
113 | タイヤ1本:1150 (kg) |
114 | タイヤ1本:1180 (kg) |
115 | タイヤ1本:1215 (kg) |
116 | タイヤ1本:1250 (kg) |
117 | タイヤ1本:1285 (kg) |
118 | タイヤ1本:1320 (kg) |
119 | タイヤ1本:1360 (kg) |
120 | タイヤ1本:1400 (kg) |
121 | タイヤ1本:1450 (kg) |
122 | タイヤ1本:1500 (kg) |
123 | タイヤ1本:1550 (kg) |
ロードインデックス (LI)の計算は必要?それとも不要?
実店舗にてタイヤを購入する場合、自らロードインデックス (LI)の計算をすること不要です。
理由は店員さんが確認してくれるほか、走行時の正確な荷重などはわからないためです。
例えば、下記のような計算を自らする必要はありません。
(例) 4本のタイヤに均等に重さがかかるとします。
- 乗用車の重さ:1200kg
- 1200kg / タイヤ4本 =タイヤ1本の荷重300kg
タイヤ1本には300kgの重さがかかるため、タイヤ1本:300kg以上の負荷能力(ロードインデックス (LI))が必要。
ロードインデックス (負荷能力:タイヤ1本が支える重さ) は適正空気圧であれば充分な余裕を持っています。
試しに検討中のタイヤのロードインデックス (LI) を計算してみると、充分な余裕を満たしていることが確認できます。
純正タイヤと同じサイズの場合
特に純正タイヤと同じサイズ (異なるタイヤメーカーとしても) を購入の場合は計算の必要はありません。
純正タイヤと異なるサイズの場合
インチアップの際は気になると思いますが、実質、気にする必要はありません。
なぜなら、実店舗にて購入の場合は店員さんに車種と希望のインチ数をお伝えすると、装着可能なタイヤ銘柄 (タイヤメーカーと種類) を確認と同時にピックアップしてくれるからです。
店員さんも全ての車種とタイヤ銘柄は把握できないため、パソコンなどを用いて絞り込みや一覧表を見てお客様にお伝えしています。
また、ロードインデックス (LI) 不足を生じる事例は、大幅なインチアップ (2インチ ~ 3インチ) をした時です。
店員の方に高いタイヤしかピックアップされないかと心配でしたら、インターネット(専用サイト有り)で簡単に調べることも可能です。
⑥ 速度記号
速度記号:最高速度を意味します。
タイヤ構造 | 速度記号 | 速度カテゴリー (旧表記) | 最高速度(km/h) |
ラジアル | L | 120km/h | |
Q | 160km/h | ||
R | 170km/h | ||
S | SR | 180km/h | |
H | HR | 210km/h | |
V | 240km/h | ||
ZR | 240km/h超 | ||
W | 270km/h | ||
Y | 300km/h | ||
(Y) | 300km/h超 |
速度カテゴリーとは?
速度カテゴリーとは、現在の『速度記号』の前に使われていた表記です。
関連記事:タイヤをどこよりも安く買う方法を解説!どこで買うのがいいか一番安い店を詳細解説!
タイヤを安く買いたい方(タイヤフッド)
↓ ↓ ↓
タイヤ販売&取付予約サイト【TIREHOOD】
全タイヤ 無料の6ヶ月間パンク保証付き!
タイヤサイズの確認方法
- 現在、装着のタイヤサイズ
- 純正タイヤサイズ
- 非純正かつ装着可能なタイヤサイズ
現在、装着のタイヤサイズの確認
現在、装着しているタイヤと同じサイズのタイヤを購入したい場合、タイヤ側面の刻印から確認ができます。
純正タイヤサイズの確認
【 純正タイヤサイズの確認 】
- ステッカー (運転席側のドア)
- 車検証
- 愛車のカタログや車メーカーのHPなど
ステッカー (運転席側のドア)を確認
運転席のドアを開けたところにあるステッカーにて確認ができます。
ステッカーはタイヤ空気圧が記載されているステッカーですので、よく目にしているステッカーです。
車検証を確認
車検証から確認ができます。
車検証に記載されている『年式』と『型式』の2つから愛車の純正タイヤサイズがわかります。
【 車検証の2点を確認 】
- 年式
- 型式
その他、
- 愛車のカタログ
- 車メーカーのホームページ
- タイヤ販売店の店員さんに聞く
などからも確認できます。
非純正タイヤかつ装着可能なタイヤサイズの確認
インチアップをしたいなど、非純正タイヤサイズを購入する際にも、先程の『年式』、『型式』の2つから装着可能なタイヤサイズを調べることは可能です。
【 非純正タイヤかつ装着可能なタイヤ 】
- 年式
- 型式
失敗しないタイヤの買い方・選び方
- 車種に適した専用設計タイヤを選ぶ
- タイヤ性能から選ぶ
- 純正タイヤと同じ銘柄を選ぶ
車のタイプや用途に適した専用設計タイヤを選ぶ
タイヤには車のタイプ (ミニバンやSUVなど) に合わせて造られた『専用設計タイヤ』があります。
【 専用設計タイヤとは? 】
- ミニバン専用に造られたタイヤ
- SUV専用に造られたタイヤ
など
『専用設計タイヤ』は車の特性に合わせて設計された専用タイヤです。
もし、重心の高いSUV車やミニバン車にセダン用に設計されたタイヤを装着しても、車とタイヤの特性はマッチせずタイヤの性能や効果は発揮されません。
反対にセダン用に専用設計されたタイヤを重心の高いミニバンやSUVに装着してもミスマッチとなり運転中にクセを感じます。
車種や車のタイプに合ったタイヤを選ぶことが大事です。
タイヤ性能から選ぶ
- 燃費向上
- 静粛性 (静かさ)
- 乗り心地
- 走行性能の向上 (ハンドリング・ハイグリップ)
- 雨や濡れた路面に強い
車のタイヤには特定の性能に特化したタイヤがあります。
例えば、燃費の良いタイヤや乗り心地を重視したタイヤ、雨など濡れた路面に強いタイヤなどがあります。
タイヤを買う際は求める性能に合ったタイヤを選ぶことが大切です。
スポーツカー向けのタイヤにはハンドリングやグリップの高い走行性能を向上したタイヤがあります。
一方、燃費の良いタイヤを希望していたのに、走行性能を重視したハイグリップタイヤを買ってしまっては燃費は向上しません。
用途とタイヤ性能がマッチしていなければ、”宝の持ち腐れ” になってしまいます。
タイヤに求める性能と運転用途に合ったタイヤを購入することが大切です。
注意
燃費向上タイヤ (エコタイヤ) をスポーツカーに装着すると事故などを起こす懸念があります。安全とは言えませんのでお控え下さい。
純正タイヤと同じ銘柄を選ぶ
確実で間違いのないタイヤ選びは、純正と同じタイヤサイズ、タイヤ銘柄を選ぶことです。
自動車メーカーは車の性能やバランス、サスペンションなどを考えた上で純正タイヤを決めています。
車の性能とアンバランスなタイヤを純正タイヤに選んではませんので、純正タイヤと同じタイヤを選んでおけば間違いはありません。
純正と異なるタイヤを選ぶ時の注意点
- 純正タイヤと同じタイプのタイヤを選ぶ
- 純正タイヤよりも性能を落とさない
上記、2つの条件を満たすタイヤを選んで下さい。
純正タイヤと同じタイプのタイヤを選ぶ
タイヤメーカなどは異なっても、純正タイヤと同じタイプのタイヤを選びましょう。
純正タイヤがスポーツ向けのタイヤであれば、スポーツ向けのタイヤ。
純正タイヤが燃費向上を目的にしたタイヤであれば、燃費向上を目的にしたタイヤ。
など、同じタイプのタイヤを選びましょう。
純正タイヤよりも性能を落とさない
同じタイプのタイヤを選びつつ、純正タイヤのスペックよりも落とさないことです。
例えば、スポーツカーの様な高出力かつ太いトルクの車に、純正を下回るグリップ力のタイヤを装着しては、コーナーリング性能は低下するほか、加速時に尻振りなどを起こす懸念があります。
純正とタイヤ銘柄は異なっても、同タイプかつ純正タイヤよりもスペックを落とさないようにタイヤを選んで下さい。
安全を買う意識を持つ
タイヤは消耗品と言いますが値段の高い買い物です。
高いからと言い、安いタイヤを買うと安全性は損なわれます。
純正とタイプの違うタイヤや純正タイヤよりもグレードの劣るタイヤを選んだために、後から大きな代償を支払うことになりかねません。
特に、日本は雨の多い国です。
タイヤは車の部品の中で唯一、路面と接している部品です。
タイヤで怖い思いをした方が共通して言うことは、
『タイヤだけはケチってはいけない』です。
タイヤを購入の際は、
『タイヤで安全を買う』
を意識してタイヤを購入して下さい。
関連記事:タイヤをどこよりも安く買う方法を解説!どこで買うのがいいか一番安い店を詳細解説!
タイヤを安く買いたい方(タイヤフッド)
↓ ↓ ↓
タイヤ販売&取付予約サイト【TIREHOOD】
全タイヤ 無料の6ヶ月間パンク保証付き!
まとめ
- タイヤサイズの見方は数字・アルファベット・記号を分解して意味を知ります。
- タイヤは『安全を買う』意識を持って購入します。
- タイヤ選びで失敗しない為には、車種に適したタイヤのほか、純正タイヤと同銘柄を選びます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
関連記事:タイヤをどこよりも安く買う方法を解説!どこで買うのがいいか一番安い店を詳細解説!
タイヤフッド (TIREHOOD)
タイヤフッド ( TIREHOOD|タイヤフッド ) はタイヤをネット販売しているサイトです。
直接販売 (直販) 形式を採用しているため、タイヤ価格は実店舗より安く購入できます。
購入タイヤはタイヤフッド提携先のタイヤ交換店へ直送のほか、自宅の配送も可能です。
(タイヤのみ購入し取付店は自分で探すことも可能です)
タイヤフッド提携先のタイヤ交換店は、全国で4,900店舗以上 (全国のガソリンスタンドなど) 、1都道府県当たりの平均は約104店舗あります。
提携先のタイヤ交換店が無いなど困ることはありません。
タイヤ交換店 (提携先) の予約は、タイヤ購入時にあわせて取れるため手間を省けます。
タイヤ交換時に他の店舗で買ったタイヤだからと心配することも一切ありません。
全タイヤに無料6ヶ月間パンク保証が付いたうえ、タイヤを安く買えます。
タイヤを安く買いたい方
↓ ↓ ↓
タイヤ販売&取付予約サイト【TIREHOOD】
全タイヤ 無料の6ヶ月間パンク保証付き!