記事のリンクに広告を含む場合があります。

吸気・排気系

車のマフラーから白煙を排気する季節は冬や寒い時期に多い?

2019年1月18日

マフラー

冬や寒い日にマフラーから白煙がよく出ると思ったことはないでしょうか。

実はマフラーから出ているのは白煙ではなく、乱反射した『水蒸気』です。

冬や寒い日に頻繁に見る理由は気温が関係しています。

当記事では、冬や寒い日にマフラーから白煙 (水蒸気) が頻繁に出る理由について解説します。

 

Sponsored Link

 

マフラーから白煙 (水蒸気) が出る理由

蒸気

マフラーから白煙が出ているように見えるものは、実は白煙ではなく『水蒸気』です。

また、マフラーから水蒸気が出ることは故障やトラブルではなく必然的なことで心配はいりません

水蒸気 (水) は2つの工程で生成されます。

  • ガソリン燃焼時 (軽油燃焼時)
  • 触媒浄化後

 

オイル臭いがした場合は、水蒸気ではなく白煙を排気しています。

白煙が出る原因については『オイル上がりとオイル下がりとはどんな症状?白煙の原因と対策方法は?』にて詳しく解説しています。

 

 

ガソリン燃焼時 (軽油燃焼時) から水が生成

水

ガソリン燃焼後 (軽油燃焼時) と排気ガスの浄化後は、化学反応により『水』が生成されます。

ガソリンに含まれる水素は、燃焼時に空気中の酸素と反応し『水』を生成されます。

 

 

触媒浄化 (化学変化) から水が生成

触媒は燃焼工程を終えたが排気ガスを浄化するシステムです。

排気ガス中には3つの有害な成分が含まれています。

 

排気ガス中の3つの有害成分

  • 一酸化炭素 (CO)
  • 炭化水素 (HC)
  • 窒素酸化物 (NOx)

 

矢印 

3つの有害な成分は触媒の浄化システム (化学反応) により『水』に生成されます。

 

触媒で浄化後 (化学反応後)

  • 一酸化炭素 (CO)   → 『水』と二酸化炭素(CO2)
  • 炭化水素 (HC)    → 二酸化炭素(CO2)
  • 窒素酸化物(NOx)  →  窒素(N)

ちなみに生成される水分量は、触媒浄化後に生成される水分量の方が多くなります。

 

 

冬や寒い日に水蒸気が多い理由

冬

水蒸気は大気で急激に冷やされる水滴 (細かい水の粒) に変わりやすく、さらに光の乱反射が加わると白煙の様に見えます。

また、温度差があるほど水蒸気濃く見えるため、などの寒い時期にはより白煙の様に見えます。

気温が低い日のほか、湿度高い日も白煙の様に見えやすくなります。

 

Sponsored Link

 

白煙と水蒸気の違い

白煙

 

 

白煙の特徴

  • オイルの臭いがする (オイルが焦げた臭いがする)
  • エンジン暖気後も白煙は排気し続ける
  • 立ち上った排気 (白煙) はしばらく消えない

 

白煙の特徴は、マフラーから排気後しばらく消えないことです。

マフラーから白煙を排気する場合は、オイルが燃焼しているなどエンジンにトラブルがある恐れがあります。

オイル上がり オイル下がり
オイル上がりとオイル下がりとはどんな症状?白煙の原因と対策方法は?

エンジンオイルが減る原因に挙げられる、オイル上がりとオイル下がりとはどのような現象でしょうか? この2つの現象が起こった際に現れる症状の特徴や白煙が出る原因とはなんでしょうか? 今回は、オイル上がりと ...

続きを見る

関連記事>>>『オイル上がりとオイル下がりとはどんな症状?白煙の原因と対策方法は?』

 

 

水蒸気の特徴

  • 無臭
  • エンジン暖気後はほとんど排気されない
  • 立ち上った排気はすぐに消える

 

水蒸気の特徴は、マフラーから排気された後にすぐに消えることです。

熱湯から出る水蒸気が部屋の天井まで残っていることがないように、水蒸気の場合はすぐに消えます

水蒸気が排気することは完全燃焼しておりエンジン状態良いと言えます。

また、触媒も正常に作用していますので問題はありません。

反対に水蒸気少ない場合は、不完全燃焼や触媒にトラブルなどが生じている恐れがあります。

 

関連記事>>>『車のマフラーの触媒の交換と修理にかかる費用はいくら?寿命と音についても』

 

 

まとめ

  • マフラーから白煙が出ている様に見えるのは実は水蒸気です。
  • マフラーから水蒸気が出る理由は、燃焼時に必然的に生成される『水』が急冷乱反射することから白煙の様に見えるためです。
  • 水蒸気は急冷するほど水滴 (細かい水の粒) になりやすく、濃く見えます。
  • 燃焼時に水が生成することは、エンジン状態良く完全燃焼している証です。
  • 水蒸気と白煙の判別は、臭いすぐに消えるかが大きな違いです。

関連記事>>>『車のマフラーから水が出る原因は水蒸気と気温?アイドリング時に多い理由は?』

 

Sponsored Link

 

7年経過の車は修理を続けると損をするの?買い替える判断基準についても

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

10万kmに差し掛かり寿命が近づく車は修理をするとをします。

 

 

関連記事新車を最も安く買う方法!値引きと購入費用を抑えるコツと時期を徹底解説!

新車を最も安く買う、賢い事前知識とその方法

 

カーセンサー.net

『カーセンサー.net簡単ネット査定』は、全国にある買取り業者の登録数が1,000社以上と圧倒的に多く、他では掲載されていない地方にしかない地場の買取り業者や、様々な車種やジャンルに特化した強みを持った買取り店、輸出向けや廃車解体業者、他の買取り査定では目にしない買取り店など、あらゆる買取り店が見つかります。

カーセンサーのコンテンツ内容は、初心者の方に必要な一括査定の知識が盛り込まれており、誰でも安心して利用できるほかサイトの操作も使いやすくなっています。

全国網羅し扱う車種の幅も広く、安心できる車買取店が見つけやすいです。

 

無料 ( 公式サイト )
↓  ↓  ↓
カーセンサー.net簡単ネット査定

 

ズバット車買取比較

『ズバット車買取比較』は、全国にある150社以上の買取業者へ無料で一括査定ができるサイトです。

車買取業者により査定額は異なりますので、1社のみの査定では本当の車の価値がわかりません。

『なるべく車を最高額で売りたい』とお考えの場合は、無料一括査定であれば同時に複数の査定額が比較でき、一番高い査定額に売却ができます。

最大で8社の一括査定が無料で行えます。

 

無料 ( 公式サイト )
↓  ↓  ↓
大手を含む100社以上の車買取業者から、最大8社に無料一括査定依頼

 

-吸気・排気系

© 2024 くるくる