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モータースポーツ

スーパーフォーミュラとF1の違いは?ラップタイム・レースのタイム差はゼロ?

2018年5月9日

スーパーフォーミュラ

毎年レギュレーション規制が厳しくなる中でも、年々タイムが向上するモータースポーツ。

その中でもスーパーフォーミュラは最近、F1に迫る勢いでタイムが向上しています。

F1とのタイム差は何秒くらいまで縮まったか気になり始める方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、スーパーフォーミュラとF1が同じサーキットを走った場合、どれくらいのタイム差があるかお話していきます。

 

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同じサーキットでのタイム差は?

サーキット

2018年はまだ、同じサーキット(コース)を走ったラップタイムがわからない為、2017年のデータを基に比較をしていきます。

スーパーフォーミュラ、F1ともに走ったサーキットは「鈴鹿サーキット」ですので、鈴鹿サーキットで比較をしていきます。

 

 

スーパーフォーミュラの最速ラップタイム

スーパーフォーミュラ

2017年3月 鈴鹿サーキットで行われた合同テストでの最速ラップは、アンドレ・ロッテラードライバーが記録した、『1分35秒163』です。

サーキットを1周するのに、『1分35秒163』かかったという意味になります。

最速ラップをたたき出した3月は、気温が低く好タイムが出しやすい条件ではありました。

合同テストは公式記録に残りませんので参考タイム扱いになります。

 

 

公式記録として残っているタイムは、2017年の決勝レースで記録した、『1分35秒907』が鈴鹿サーキットのコースレコード(最速ラップ)になります。

ちなみに、2018年の開幕戦 鈴鹿サーキッットの最速ラップは予選で出した『1分36秒911』です。

決勝レースでは通常、予選よりもタイムが落ちますので『1分36秒911』を下回るタイムになると考えられます。

 

スーパーフォーミュラの最速ラップタイム

『1分35秒907』

 

 

F1の最速ラップタイム

スーパーフォーミュラ

2017年10月に開催されたF1日本グランプリ(日本GP)の最速ラップは予選で記録した『1分27秒319』になります。

サーキットを1周するのに、『1分27秒319』かかったという意味になります。

決勝レース中に記録した最速ラップは、『1分33秒780』になります。

前年 2016年の決勝レースの最速ラップは『1分36秒049』になります。

 

  決勝レース 予選
2017年 1分33秒780 1分27秒319
2016年 1分36秒049 -

 

 

スーパーフォーミュラとF1のタイムの比較

直近2年の最速ライプは、スーパーフォーミュラが2017年3月の合同テストで記録した『1分35秒907』

F1は2017年10月に記録した、『1分33秒780』

条件が全く同じではありませんが、F1の方が2秒127』速い結果にとなります。

  スーパーフォーミュラ F1
2017年 1分35秒907 1分33秒780

 

ちなみに、2017年3月 の合同テスト(鈴鹿サーキット)の最速ラップ『1分35秒163』と比べても、まだF1の方が『1秒383』速くなります。

 

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スーパーフォーミュラとF1のエンジン回転数は?

回転数

 

 

スーパーフォーミュラのエンジン回転数は?

スーパーフォーミュラは2013年までは、エンジン回転数に制限(規制)がありましたが、2014年以降はエンジン回転数に替わる、『燃料流量リストリクター』が規制の対象になりました。

2013年のエンジン回転数は、毎分10,700回転(10,700rpm)に制限がされていました。

『燃料流量リストリクター』とは、最高出力を制限することを目的としたもので、エンジン回転数が毎分8,000回転以上になると、1時間あたりのエンジン燃料流量が95kg/hに制限されるものです。

エンジン回転数が毎分8,000回転未満では、エンジン燃料流量は100kg/hになります。

 

2014年は100kg/h (1時間当たり100kg)でしたが、2015年に95kg/h (1時間当たり95kg)にレギュレーション強化されました。

『燃料流量リストリクター』はサーキットによりことなり、富士スピードウェイと鈴鹿サーキットは95kg/h、それ以外のサーキット(大分のオートポリス、岡山国際サーキット、仙台のSUGO)は、90kg/hに規制されています。

富士スピードウェイ 95kg/h
鈴鹿サーキット
オートポリス(大分) 90kg/h
岡山国際サーキット
SUGO(仙台)

 

 

F1のエンジン回転数は?

2018年のF1におけるエンジン回転数の制限(レギュレーション)は、毎分15,000回転(15,000rpm)になります。

 

 

スーパーフォーミュラとF1のエンジン回転数の比較

  スーパーフォーミュラ F1
2013年 10,700rpm 18,000rpm
2018年 燃料流量リストリクター 15,000rpm

 

 

まとめ

  • スーパーフォーミュラとF1ではF1の方がラップタイムは早く、その差は2秒127』。
  • スーパーフォーミュラではエンジン回転数8,000rpmを境に『燃料流量リストリクター』の規制を行っている。
  • F1ではエンジン回転数を15,000rpmに規制をしている。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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