記事のリンクに広告を含む場合があります。

冷却系

ラジエターのリザーバータンクの構造と仕組みを解説!水量についても

2018年9月10日

リザーバータンク リザーブタンク

エンジン冷却系統の1つにあるラジエターのリザーバータンク(リザーブタンク)には、クーラント(ラジエター液)が入っていますが、一体、タンクは何をする目的でついているか?

どういった仕組みになっているか?

疑問に感じたことがある方もいらっしゃると思います。

当記事では、リザーバータンクの構造や仕組み、役割りについて解説します。

リザーバータンクの仕組みや構造がわかることで、オーバーヒートなどのトラブルを防ぐことができます。

 

Sponsored Link

 

リザーバータンク(リザーブタンク)の構造と仕組み

リザーバータンク リザーブタンク

リザーバータンクはラジエターキャップとゴムホースで繋がれており、ラジエター液溜めておく予備タンクです。

”予備”とありますが、何かが起きた緊急時にのみ使用するわけではなく常時使われており、ラジエター本体とリザーバータンクの間をクーラントが常に往来しています。

外観は名前の通りクーラントを溜めておく『タンク』ですが、重要な役割りを担っています。

 

 

リザーバータンクの仕組み

リザーバータンク(リザーブタンク)

出典_モノタロウ 冷却装置の構造

リザーバータンク(リザーブタンク)がどの様に作用しているか仕組みを解説していきます。

 

 

エンジン暖気時の作用

クーラント(ラジエター液)はエンジンを冷却する工程で、クーラントそのものの温度が上昇します。

クーラントの温度が上昇すると体積が膨張し、循環する流路の内圧上がります。

内圧が上がった流路は、内側から破裂や破損する恐れがあります。

密閉を維持していては循環流を破損する恐れがあるため、あらかじめ定められた内圧になるとラジエターキャップの弁を開き内圧逃がします

開いた弁の先(内圧の逃げ道の先)は、リザーブタンクに繋がっており、内圧の上昇に起因して溢れたクーラントはリザーバータンクに流れ一時的に溜められます。

温度上昇により溢れそうなクーラントは意図的に溢れさせてリザーブタンクに溜めておくと共に流路の破損を防いでいます。

 

関連記事>>>『ラジエターキャップの交換時期と費用はどれくらい?漏れとオーバーヒートの原因は?』

 

 

エンジン寒気時の作用

エンジンの温度が下がり循環流路の内圧も下がると、体積が収縮するため吸い込む力(負圧)が生じます。

負圧の吸い込む力を利用し、リザーバータンクに一時的に溜めておいたクーラントをラジエターに引き戻します。

再びエンジン温度が上昇すると暖気時の作用を繰り返し、エンジン温度が下降すると寒気時の作用を繰り返します。

 

 

リザーバータンク(リザーブタンク)の役目

リザーバータンク(リザーブタンク)は、エンジン温度やクーラント温度により、内圧が上がった循環流路から溢れるクーラントを一時的に溜めておくタンクです。

 

Sponsored Link

 

適正なクーラント量の確認方法

リザーバータンク(リザーブタンク)には、『FULL』『LOW』が刻印されています。

『MAX-MIN』や『UPPER-LOWER』と刻印してある場合もあります。

FULLは満杯、LOWは低いを意味します。

リザーバータンクの水量をエンジン暖気時と寒気時で比較すると、暖気時は寒気時に比べ水量は多くなります。

リザーバータンクの水量(水位)はエンジンが冷えた寒気時確認をします。

エンジンが冷えている時の水量(水位)は、FULLとLOWの中間を理想としますが、必ずしも中間の水量でなければならいないものではなく、FULLとLOWの間のどこかであれば問題ありません

エンジン寒気時にFULL付近まで水量(水位)があると、エンジン暖気時にリザーバータンクからクーラントが溢れ出す心配がある場合は、中間付近にしておいても良いです。

 

まとめ

  • リザーバータンクは、クーラントを一時的に溜めておく予備タンクです。
  • リザーバータンクは、エンジンの暖気時と寒気時で水量増減します。
  • 適正なクーラントの量は、リザーバータンクのFULLLOWが理想です。

 

Sponsored Link

 

7年経過の車は修理を続けると損をするの?買い替える判断基準についても

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

10万kmに差し掛かり寿命が近づく車は修理をするとをします。

 

 

関連記事新車を最も安く買う方法!値引きと購入費用を抑えるコツと時期を徹底解説!

新車を最も安く買う、賢い事前知識とその方法

 

カーセンサー.net

『カーセンサー.net簡単ネット査定』は、全国にある買取り業者の登録数が1,000社以上と圧倒的に多く、他では掲載されていない地方にしかない地場の買取り業者や、様々な車種やジャンルに特化した強みを持った買取り店、輸出向けや廃車解体業者、他の買取り査定では目にしない買取り店など、あらゆる買取り店が見つかります。

カーセンサーのコンテンツ内容は、初心者の方に必要な一括査定の知識が盛り込まれており、誰でも安心して利用できるほかサイトの操作も使いやすくなっています。

全国網羅し扱う車種の幅も広く、安心できる車買取店が見つけやすいです。

 

無料 ( 公式サイト )
↓  ↓  ↓
カーセンサー.net簡単ネット査定

 

ズバット車買取比較

『ズバット車買取比較』は、全国にある150社以上の買取業者へ無料で一括査定ができるサイトです。

車買取業者により査定額は異なりますので、1社のみの査定では本当の車の価値がわかりません。

『なるべく車を最高額で売りたい』とお考えの場合は、無料一括査定であれば同時に複数の査定額が比較でき、一番高い査定額に売却ができます。

最大で8社の一括査定が無料で行えます。

 

無料 ( 公式サイト )
↓  ↓  ↓
大手を含む100社以上の車買取業者から、最大8社に無料一括査定依頼

 

-冷却系

© 2024 自動車