近頃の軽自動車は以前のイメージとは違い、走行性能や居住性などがとても良くなりました。
軽自動車へ買い替える方も増え、新車販売総合ランキングでは上位のほとんどを軽自動車が占めます。
人気の軽自動車ですが、買い替えるタイミングや時期によっては得や損をすることがあります。
当記事では、損をせずお得に買い替えができるよう、軽自動車のお得な買い替えタイミングや時期についてお伝えしていきます。
軽自動車の買い替えのタイミング
買取り価格は、新車を購入してからの年数が浅いほど高くなる傾向にあります。
- 5年経過 (走行距離:5万km)
- 10年経過 (走行距離:10万km)
- 13年経過前/18年経過前
- 車検前後
- モデルチェンジ前、ライバル車のモデルチェンジ前
5年目
新車を購入した価格などを考慮すると、最初の車検前では使用期間が短く損をすることが多いため、最初の買い替えるタイミングは2回目の車検前である4年~5年未満の間になります。
車検直前の買取り査定は高値がつく傾向がありますので、5年目の車検直前が一番良い買い替えるタイミングとなります。
5年目の車検直前のタイミングを逃してしまうと、買取り価格が大きく下がります。
走行距離については5万km未満が望ましく、5万km未満か5万km越えかの違いで買取り査定額が大きく変わります。
5年目までであれば、消耗品ではワイパー交換やウォッシャー液を補充する程度で、寿命や経年劣化による部品交換や修理をすることはほとんどありません。
普通に運転をしていればブレーキパッドを交換することもありません。
タイヤは使用する環境下で交換が必要になる場合があるかもしれませんが、荒っぽい運転をしていなければタイヤの溝はまだ残っていると思われます。
タイミングとしてもタイヤを使い切る直前で良いと言えます。
5年未満では走行中に車が故障をして、路肩に停止する心配もほとんどなく安全に走行ができます。
5年目の車検直前のタイミングが高値の買取り査定がつく一番有利な時期になります。
- 5年目にあたる2回目の車検直前が買い替えタイミング
- 走行距離は5万km未満が望ましい
7年目
買取りの最後のタイミングにあたるのは7年目です。
10年経過・10万kmを超えた場合、余程の良い面がない限りはプラス査定されることはありません。
従って10年経過・10万kmでは、ほとんどの場合は価格がつきません。
5年目に買い替えることができなかった場合は3回目の車検前にあたる7年目に買い替えると、10年目に比べて買い取り査定額は高くなります。
走行距離は、1年で1万kmを目安とすれば7万km未満が望ましいです。
13年経過前・18年経過前
新年度検査から13年経過すると『軽自動車税』と『重量税』の税率は重くなり、18年経過すると、さらに重課します。
13年経過前、18年経過前が買い替えるタイミングの一つと考えられます。
新年度検査とは、陸運局に新車の登録申請が受理された日になり、中古車を購入した日とは異なります。
中古車を購入した場合は、以前に乗られていた方が新車の登録申請を受理した日が新年度検査になります。
原則として、初度検査年から13年を経過した年の12月以後に自動車検査証の交付等を受ける場合、「13年経過」となります。
平成14年に初度検査を受けた自動車の適用日は、平成27年12月1日からです。
初度検査の際に自動車検査証の交付を受けた「月日」に関係なく、当該交付年月から13年経過した年の12月1日以降に受ける検査から適用されます。
13年経過の後に来る18年経過も同じ考え方になります。
【 引用:租税特別措置法施行令:第五十一条の三 】
軽自動車税 (自動車税)
2015年4月を境に、新車で購入したか中古で購入したか問わず、13年経過した場合は全ての車両の軽自動車税が¥12,900円に重課されます。
納税額 | |
13年経過前 | ¥10,800 |
13年経過後 | ¥12,900 (+2,100円) |
軽自動車税 (自動車税)では、18年経過の重課はありません。
重量税
軽自動車の13年経過した増税額は、3年目以降の¥6,600円から¥7,600円(増税額:¥1,000円)になります。
18年経過では、¥8,800円 (増税額:¥2,200円)になります。
納税額(2年分) | |
初回3年目 | ¥9,900 |
3年目以降~13年経過前 | ¥6,600 |
13年経過後~18年経過前 |
¥7,600 (+1,000円) |
18年経過後 |
¥8,800 (+2,200円) |
車検直前か車検直後か?
車検を境に買い替える場合、車検切れのタイミングか車検を通してから買い替えるか、どちらかの2通りありますが、最も買取り査定を高く評価してもらえるのは、『車検直前』です。
車検直後に買い替える場合、車検までの期間が長くあることで買取り査定が高くなると期待を持ちそうですが、そういったことはほとんどありません。
車検直前は買取り査定額を最も高く評価してもらえ、車検費用もかかりません。
モデルチェンジ前やライバル車が発売される前
今、お乗りの車が現行型の場合はモデルチェンジ前が買い替えに良いタイミングになります。
現行型は最新モデルになるため、高値で買取りをしてもらえます。
もし、モデルチェンジ後に買い替えをしようと考えた場合、型式遅れになりますので買取り査定額が下がります。
また、ライバル車種がモデルチェンジした場合も買取り査定額が下がります。
今、お乗りの車種とライバル車種のモデルチェンジ前が買い替えの良いタイミングです。
軽自動車の買い替え時期は何月が良い?
軽自動車の買い替え時期は、金銭面においては3月のタイミングが損をせずに買い替えすることができます。
軽自動車の場合は、普通車の様に自動車税の還付制度がないため満期の3月まで乗ることが一番良いです。
需要面についても、1月~3月は車の需要が最も増える時期になり、買取り価格が高くなる傾向があります。
ただし名義変更をする場合は注意をしなくてはなりません。
名義変更の手続きが4月に入ってしまうと4月1日時点で車の所有者はあなたとなり、軽自動車税の納税義務はあなたにあります。
1ヶ月分は遅れてしまったため仕方がありませんが、残りの11か月分は車を所有していないにもかかわらず納税しなくてはなりません。
買い替え時の留意点
車の買い替え時に、現在の車を下取りや買取りに出す場合がありますが、その際にマイナス査定を減らすためにしておくと良い事があります。
車内の臭い
車内に臭いがある場合は査定に影響します。
臭いがある場合は臭いの基を絶つための清掃が必要になり、その費用を買い取り価格から引かれてしまいます。
傷
自分で簡単に消すことができる傷は、査定前に消しておくと査定に響くことはありません。
寿命が見られる箇所
走行距離と足回り
軽自動車では、走行距離が8万km前後に差し掛かると足回りにガタがきます。
寿命がきた頃に買い替えるのではタイミングが遅くなります。
寿命がくる前に買い替えなければメリットがありません。
買い替えを躊躇した場合
買い替えたい時に買い替えることが一番良いです。
軽自動車税のために3月まで引き伸ばしている間に故障をして修理費が高くついてしまうことや、走行中の故障から路肩に停止をすることがあれば大変危険です。
そうならない為にも、買い替えたいと思った時に買い替えることが一番良いです。
まとめ
軽自動車税は還付制度がない理由から、買い替えのタイミングを3月まで延ばす事ができるのであれば、軽自動車税を損する事がありません。
留意点は、名義変更の手続きが遅れて4月に入ってしまうことや、3月までに故障がないか心配なところです。
先延ばしにするリスクをとるよりは、買い替えたいと思った時に買い替えることが一番良いと思われます。
買い替えを検討している場合は、『新車を最も安く買う方法!値引きと購入費用を抑えるコツと時期を徹底解説!』を読むことで確実に得することができます。
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