こんな方におすすめ
- タイヤのエアバルブの交換時期を知りたい方。
- エアバルブを交換しないとどうなるか知りたい方。
- エアバルブの種類について知りたい方。
新しくタイヤを交換する際、ディーラーの方にエアバルブの交換を勧められたことはないでしょうか?
そんな時に、
- 『エアバルブの交換時期っていつなの?』
- 『そもそも、エアバルブの交換は必要なの?』
と、疑問に思ったことはないでしょうか?
エアバルブはタイヤへ空気を入れる ”口” ですが、エアバルブにも交換時期 (寿命) はあります。
交換時期のエアバルブを使い続けると危険なこともあるため、エアバルブは必ず交換が必要です。
当記事では、タイヤのエアバルブの交換時期と種類を解説します。
記事を読むことでエアバルブの交換時期がわかると供に、交換しない場合の危険性についても知ることができます。
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もくじ
タイヤのエアバルブの交換時期はいつ?
タイヤのエアバルブの交換時期は、約2年 ~ 約3年程です。
エアバルブの多くはゴムを原料に造られていますので劣化 (経年劣化) します。
特に紫外線や雨に晒される環境では、劣化の進行は早まります。
目安の約2年 ~ 約3年が経っていなくても、エアバルブにひび割れや傷を生じている場合は交換が必要です。
タイヤ交換と供にエアバルブ交換がおすすめ
エアバルブの交換は劣化が見られる場合は直ぐに交換が必要ですが、直ぐに交換が必要でない場合は、一般的にタイヤ交換と同時にエアバルブもあわせて交換します。
なぜなら、エアバルブの交換には、車両からタイヤを外さなければなりません。
次に、ホイールからタイヤを外さなければなりません。
- 車両からタイヤを外す
- ホイールからタイヤを外す
上記2つの作業はタイヤを新しく交換する際と同じ作業です。
1回の交換作業でタイヤとエアバルブを交換する方が工賃や時間的にも得策です。
タイヤ交換とエアバルブの交換を別の日にした場合は工賃と時間は2倍かかります。
従って、一般的にタイヤ交換時にエアバルブも交換します。
交換時期が過ぎたエアバルブの症状
交換時期を迎えたエアバルブではタイヤの空気は漏れます。
劣化したエアバルブはひび割れや折損しているため隙間から空気が漏れます。
空気が抜け切ったタイヤの走行は、エアバルブを交換してもタイヤは使えません。
タイヤ内部が損傷してしまい、タイヤは使用不可となります。
空気が残っている間に交換をしましょう。
タイヤの空気漏れの確認方法
エアバルブに石鹸水を塗り込んだ後、泡の状態から空気が漏れているか否かを判断します。
空気が漏れている場合はシャボン玉のように泡が膨らみます。
同時にエアバルブを少し動かし、泡の変化を確認します。
エアバルブの動きにあわせて泡に変化が見られた場合は空気は漏れています。
パンクと同じく徐々に空気は漏れますので、早期にエアバルブの交換が必要です。
タイヤのエアバルブの種類
タイトル
- ゴム製(スナップインバルブ)
- 金属製(クランプインバルブ)
ゴム製(スナップインバルブ)
ゴム製のエアバルブは最も普及しており、スナップインバルブと呼ばれます。
弾性力を備えているため耐久性があり破損を防げます。
【メリット】
- シンプルな構造
- 取付が容易
- 安価
【デメリット】
- 劣化しやすい
- 再利用不可
金属製(クランプインバルブ)
金属製のエアバルブはクランプインバルブと呼ばれます。
純正品に用いられることはほとんどなく、社外ホイールに付属することが多いです。
金属製のためメッキや塗装、アルマイトを施し、見た目の印象を良くする目的で用いられます。
【メリット】
- 見た目の印象が良い
- 劣化しづらい
- 再利用可能
- 空気圧センサー付もある
【デメリット】
- 高価
- 破損しやすい
- 振動に弱くナットが緩みやすい
金属製のエアバルブであっても、ホイールと接する部分はゴム製のパッキン (ガスケット) を用いています。
ゴム製のパッキン (ガスケット) が劣化している場合は、エアバルブの交換が必要です。
劣化したパッキン (ガスケット) では空気漏れとなります。
タイヤのエアバルブを交換しないとどうなる?
- タイヤバースト
- 加速悪化
- 燃費悪化
- ハンドル応答性の低下
- タイヤの使用不可
まとめ
- タイヤのエアバルブの交換時期は約2年 ~ 約3年です。
- エアバルブの交換時期を問わず劣化が見られる場合は即交換です。
- タイヤ交換とエアバルブを同時交換すると工賃を抑えることができます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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