記事のリンクに広告を含む場合があります。

内・外装部品

車のアンダーコートの必要性は?施工費用と防錆・防音の効果について

2018年5月13日

下回り アンダーコート

塩害被害や下回りの手入れに悩まれている方は、車のアンダーコートについて考えたことがあるのではないでしょうか。

塩害被害を被る地域では必須の処理になりますが、そうでない地域の場合はアンダーコートが必要か不要か悩むところです。

今回は、アンダーコートの施工は必要か不要か? 施工した際の費用や防錆、防音効果についてお話していきます。

 

Sponsored Link

 

アンダーコートは必要か不要か

アンダーコートが必要な地域

沿岸地域降雪地域にお住まいの方は、アンダーコートの施工をおすすめします。

降雪がない地域であっても、朝晩の冷え込みにより高速道路などには融雪剤(凍結防止剤)が巻かれるため、アンダーコートは施工した方が良いと考えます。

融雪剤には、『塩化カルシウム』や『塩化ナトリウム』が含まれ、を促進させます。

 

小まめに洗車をして、隅々まで融雪剤を洗い流すことができるといいですが、タイヤが跳ね上げた塩分などは至る隙間に入り込み、なかなか水で流しきることができません。

特にタイヤハウスには多くの塩分や泥などが付着しています。

綺麗に洗い流したいところですが、タイヤが装着されていることや袋状になっている部分があり、水が回り込むことが大変難しい形状になっています。

こういった洗車の手間や時間を抑えるためにも、あらかじめアンダーコートを施してある方が費用面を含めても安心ができます。

(錆や腐食してしまってからの部品交換は、アンダーコート施工代金よりも多くかかってしまいます)

 

3年程経過するとブレーキやサスペンション辺りに錆が見え始め、アンダーコートを施工しているか否かで、明らかに違いがわかるようになります。

車の下回りにある部品の中でもマフラーは熱を持ち腐食・錆やすくなります(金属は熱を持つと金属組織が変化し腐食・錆びやすくなります)

錆びやすい環境下ではより錆が促進されます。

マフラーにが空いてしまうと、車検に通らなくなります。

 

 

アンダーコートが不要な地域

アンダーコートが不要な事例

  • 沿岸にお住まいでない方
  • 毎日の通勤などで海岸線を走らない方。
  • 路面の凍結や積雪がなく、融雪剤散布がない地域の方。
  • 冬季の高速道路の使用頻度が低い方。

 

上記のにお住まいの方は洗車の時に、下回りを入念に水洗いすることで問題ありません。

ホースでは洗い残しが気になる方は下回りにも水流が向けられた洗車機がありますので、そちらを使ってみることをおすすめします。

 

 

アンダーコート施工費用

アンダーコートの施工はディーラーカー用品店などで行えます。

各店舗オリジナルの施工法がありますので、価格に違いはありますが、ディーラーの場合は目安として20,000円 ~ ¥30,000円程です。

その他の店舗では、それ以上の価格の場合があります。

 

効果の持続期間は、施工してから1年~長くて2年程度が一般的です。

アンダーコートの施工時間はこちらも店舗により様々で、30分程度から長い場合は3時間~5時間程度かかる場合があります。

アンダーコートを施工する場合は、車検時がおすすめです。

車検の時にはリフトアップをしますので、その時にアンダーコートの施工を同時に行っていただくのが良いでしょう。

 

Sponsored Link

 

アンダーコートの防錆効果

アンダーコートは、車の下回りにゴムを吹き付けそのゴム防錆をします。

均一に吹き付けられたゴムは1mm以上の厚みがあることで耐久性があり、下回りへの吸着性も良いので簡単に剥がれ落ちることはなく高い防錆効果があります。

効果の持続期間は1年~2年程度になりますので、車検時に実施することがいいでしょう。

 

 

アンダーコートの防音効果

アンダーコートには防音効果があります。

吹き付けるゴムの皮膜が厚いことでロードノイズなどの防音効果に繋がります。

特に軽自動車の場合には防音効果が期待できます。

 

 

まとめ

  • アンダーコートは塩害地域は勿論のこと、沿岸降雪地域でも施工した方がおすすめです。
  • アンダーコート施工にかかる費用は、20,000円~30,000円程になります。
  • アンダーコートの防錆は塩害地域で実証済みです。防音効果は、特に軽自動車で期待が持てます。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

Sponsored Link

 

-内・外装部品

© 2024 自動車