ディーラーなどでワイパーブレードの寿命により交換を勧められたことはないでしょうか。
そんな時に「ワイパーブレードって何? ワイパーゴムのこと?」など、疑問に思ったことはないでしょうか。
またワイパーブレードには複数の種類があります。
ワイパーブレードとは何か?
そしてワイパーブレードの種類や交換時期・寿命についても解説をしていきます。
目次
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ワイパーブレードとは
【出典元:チューリッヒ】
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[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]ワイパーは3つのパーツから構成[/st-marumozi]
- ワイパーアーム
- ワイパーブレード
- ワイパーゴム
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ワイパーブレードとは、ワイパーゴムを取り付ける(固定)する部品です。
ワイパーブレードは、ワイパーアームのスプリングの力によりフロントガラスへ押し付けられ、払拭能力を高めています。
ワイパーブレーもワイパーゴム同様に劣化するため定期交換や都度交換が必要です。
ちなみに、ワイパーアームは滅多に劣化することはありません。
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メモ
ワイパーブレードの長さは統一されておらず、車種により長さが異なります。
また、運転席側と助手席側で長さが異なる車種もあります。
購入前には必ず長さ (mm表示) を測るようにしましょう。
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ワイパーブレードの交換時期や寿命は?
ワイパーブレードの交換時期の目安は、3年に1度ですが、使用環境や頻度により大きくことなります。
ワイパーブレードの形状による種類(形状別の種類)
- トーナメント型ブレード
- エアロフラット型ブレード
- エアロデザイン型ブレード
① トーナメント型ブレード
【出典元:Amazon】
複数のフレームから構成するトーナメントの形をしたワイパーブレードです。
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[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]メリット[/st-marumozi]
フロントガラスの曲面に沿って均一な力がかかることから高い払拭性能を備えており綺麗に拭き取ることが可能なほか、強度面においても優れています。
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[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#696969″ color=”#ffffff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]デメリット[/st-marumozi]
デメリットは複数のフレームから構成されているため清掃性の悪さと、人によっては外観がシンプルでないことを理由に好まない方がいらっしゃいます。
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② エアロデザイン型ブレード
【出典元:みんカラ】
一般的にワイパーは3つのパーツ(ワイパーアーム、ブレード、ゴム) から構成されていますが、エアロデザイン型ではワイパーブレードとワイパーゴムが一体構造をしており、ワイパーアームは樹脂カバーで覆われています。
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[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]メリット[/st-marumozi]
フロントガラスへかかる力は、トーナメント型よりも更に均一となるほか、走行時の風圧からワイパー吹き上がり防止効果もあり、トーナメント型と比べ更に払拭性能が高いワイパーです。
外観においても薄くデザインされており、前方視界の妨げや見た目がスッキリした印象を持ちます。
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[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#696969″ color=”#ffffff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]デメリット[/st-marumozi]
一体構造からワイパーゴムのみ交換したい場合にブレード分の費用が余計にかかります。
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③ エアフラット型ブレード
【出典元:みんカラ】
トーナメント型とエアロデザイン型の良い点を抜き取った高い払拭性能を備えたワイパーブレードです。
構造はワイパーブレードとゴムが一体構造になり、欧州車(ベンツ、BMW、アウディなど)に多く装備されています。
高い払拭性能と強度を兼ね揃えたワイパーブレードです。
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[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]メリット[/st-marumozi]
高い払拭性能と強度がある。
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[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#696969″ color=”#ffffff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]デメリット[/st-marumozi]
ワイパーゴムのみあるいはワイパーブレードのみ交換はできない。
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ワイパーブレードの種類(環境や使用状況による種類)
- ウィンターブレード
- フィン(受風板)付き
① ウィンターブレード
【出典元:みんカラ】
ワイパーブレードには冬用の『ウィンターブレード』あるいは『スノーブレード』と呼ばれるブレードが存在します。
ウィンターブレードが夏用ブレードと異なる点は、ブレードにある支持金具が凍結防止のためにゴムで覆われていることです。
支持金具の凍結は払拭機能に支障をきたします。
フロントガラスの曲面に沿わないほか、フロントガラスへ押し付ける力の不均一となります。
かかる力にバラツキがあると、ワイパー作動後に拭き残しや縞状のスジが残ります。
② フィン(受風板)付き
高速走行時の風圧でワイパーブレードが浮き上がり、拭き残し縞状のスジが残ることがあります。
そこで走行時の風圧を逆手に取り、ワイパーブレードにフィン (受風板) を取り付けると浮き上がりとは反対にワイパーブレードを押し付ける働きをします。
ワイパーブレード種類(交換方法による種類)
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- ワイパーゴムのみ交換
- ワイパー一式交換
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ワイパーブレードの種類(固定方法の種類)
- U字クリップ固定
- ネジ固定
① U字クリップ固定
【出典元 Amazon】
最も普及している固定方法は、U字クリップタイプです。
② ネジ固定
年式の古い車両には、ネジ固定タイプが多く見受けられます。
ネジ固定タイプの場合であっても、別売りのアダプターを取り付けることでU字クリップ固定にすることが可能です。
まとめ
- ワイパーブレードとは、ワイパーゴムを取り付ける部品で、ワイパーアームのスプリングの力によりワイパーをフロントガラスへ押し付けます。
- ワイパーブレードの種類は、トーナメント型ブレード、エアロフラット型ブレード、エアロデザイン型ブレードがあります。冬用やフィンつきなど様々種類があります。
- ワイパーブレードの交換時期の目安は3年に1度です。使用環境や使用頻度により大きく異なります。
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