目次
概要
富士スバルラインは山梨県南都留郡にある、
富士山五合目へのアクセス道路です。吉田ルートや吉田口とも言われます。
五合目の標高は2305mあります。 全長は約23.5kmです。
アスファルトも綺麗に舗装がされており、ラインも綺麗にペイントがされています。
カーブの手前には道路上に『カーブ』とペイントも施されていますので安全で非常に走りやすいです。
両脇は樹木ですが、道路から1m~2m程離れておりますし、
路肩と言うほどの路肩ではありませんが、
峠道・ワインディングロードに比べれば路肩が少しありますので、
圧迫感が無く、広々と走れる感覚があります。大型の観光バスも通りますが、
全く問題なく走行できますので、ゆったりと走れます。
カーブは緩やかで見通しが良く、直線もあり、、
中速・高速で走ると気持ちが良いだろうな~と思わせる道路で、非常に走りやすいです。
『富士山スカイライン』や『ふじあざみライン』と違って有料のことだけはあります。
これなら、有料でも不満がありません。お金を払う価値はあります。
※年・時期によって、無料で走れる期間があります。
制限速度は50km/hです。
地図
料金所 ~ 一合目下 (標高:1291m)
緩やかなカーブと直線が続きます。
運転席からの見た目ではそれ程勾配があるようには感じませんが、
実際はそこそこの勾配があると思います。
料金所
料金所で往復の料金を払います。(年・時期によっては無料で走れる時期があります)
結局帰りも同じ道路を通ることになりますので、
往路の時に、復路分もまとめて払うということだと思います。
一合目下駐車場(標高:1291m)
走り出してから、5分程度で左手に『一合目下駐車場』があります。
この地点の標高が1291mです。
スタートしてからそんなに登ってないと思いますので、
富士スバルラインのスタート地点がすでに標高が高いということだと思います。
車15台前後が駐車できる広さがあります。
小さな建物があり、その中にトイレがあるように外からは見えました。
残念ながら自販機などがあるかは確認していません。
一合目下(標高:1405m) ~ 二合目(標高:1596m)
引き続き緩やかなカーブと直線が続きます。
センターラインは、
登り側の車線は白の破線になっている部分がほとんどです。
反対側の下り車線は常時オレンジラインです。
ですが、登り側の車線で白の破線にはなっているものの、
カーブで先の見通しが悪く、ここで追い越しは危なくてできない
ところもありますので、ラインを鵜呑みにせず、
自ら状況判断して安全運転しなくてはいけません。
二合目(標高:1596m) ~ 三合目(標高:1786m)
一合目までと同様ですが、直線もありカーブは大き目の半径で、
道路幅も広く走りやすいです。大型の観光バス・貸切バスもなんなく通れますので、
ゆったりと走れます。
所々に追越ができる区間があります。
樹海台駐車場(標高:1663m)
3分~5分程走ると、右手に『樹海台駐車場』があります。
車5台前後駐車できるくらいの駐車場ですので、そんなに大きくはありません。
通りすがりに見た時は小さな建物がありました。
トレイなのか自販機などがあるの確認はしておりません。
三合目~四合目(標高:2045m)
三合目~四合目は運転間隔としてはほとんど直線間隔です。
たまに、ハンドルを少し右に、少し左に切る感じで、
ほぼ直線の道です。
樹木も針葉樹っぽい木に変ってきます。
大沢駐車場 展望台(標高:2020m) 車椅子の方もご利用可
5分ほど走るとヘアピンが現れます。
ヘアピンの手前に『大沢駐車場』という看板があり、
ヘアピンを抜けると、すぐに左手に
『大沢駐車場 展望台』が現れます。
左手にあるので、駐車場には入りやすいです。
展望台があります。
看板の中に車椅子の絵柄がありましたので、
車椅子の方にもご利用しやすいようになっているようです。
四合目(標高:2045m)~五合目(標高:2305m)
この先からさらに勾配がついた感じがしました。
走った時は、四合目から観光バスの後ろにひっかかってしまいました。
国立公園 奥庭自然公園 展望随一
しばらく走ると左手に大きな看板で
『奥庭自然公園 展望随一』という看板があります。
そしてこの先から、勾配がなくなり平坦な道路になります。
脇にも大型車が駐車できるくらいのスペースがある駐車場がいくつも見えてきます。
スノーシェッドも数ヶ所ありますの、スノーシェッド内はヘッドライトの点灯をしないと少々くらいです。
五合目の手前に少しの区間勾配がありますが、
そこを終われば、終点の五合目です。
五合目(標高:2305m)
売店など多数 ポストも有る
五合目にはお土産コーナーや食事できるところがあります。
建物の大きさや数も、富士山スカイラインやふじあざみラインとは
比にならないです。
しかも、ポストもあります。
トイレ
トイレは有料ですがあります。
トレイは事前に済ませてくることをおすすめします。
ツアーの観光客が多数
富士スバルライン五合目は、ツアー観光の方が多いように思えました。
観光バスで五合目まで向かっていることもありますし、
個人で観光するより、海外からツアーで旅行している外国人の方が多かったです。
夏季マイカー規制
富士スバルラインも夏季マイカー規制を実施しています。
富士山有料道路 富士スバルラインのホームページから引用すると
2017年(平成29年)のマイカー規制
平成29年7月10日(月)17時から平成29年9月10日(日)17時まで 連続63日間
その他、マイカー規制の対象とならない車両もありますので、
詳細は、同ホームページからご確認ください。
併せて同ホームページより、『マイカー規制時における駐車場』についても
記載がありますので、ご確認ください。
冬季は状況により通行止めも
富士スバルラインは富士山スカイライン 登山区間やふじあざみラインのように冬季閉鎖は実施していません。
原則は1年を通して通行できます。
しかし、その日の路面状況や天候などに寄って、通行止めや営業時間の変更や一部区間までしか通行できないなどがあります。
富士山有料道路 当日の通行や営業時間については、富士スバルラインのホームページから確認ができます。
営業時間
営業時間は月別に細かく実施されていますので、
富士山有料道路 富士スバルラインのホームページから確認してください。
なお、 営業時間外は人も車も有料道路内(富士スバルライン内)に残ることはできないので
時間には気をつけてください。
通行料金/回数券
通行料金
通行料金についても、全線通る場合と、一部通る場合で料金が異なります。
車両に寄っても異なり細かく設定されています。
こちらで紹介するよりは、富士山有料道路 富士スバルラインのホームページから確認した方が間違いがありませんので、ホームページよりご確認ください。
例)
普通車 全線(往復)の場合:2060円
回数券
回数券もあります。
こちらも富士山有料道路 富士スバルラインのホームページから確認されたほうが間違いが無いと思います。
例)
普通車 11回券:10500円
車両により料金が異なりますが、
びっくりしたのは、
11回券の他に、
60回券、100回券というのもあります。
霧に注意 ヘッドライトの点灯を
標高も高いことから、天候が悪い時には霧があります。
対向車や後続車に自分の存在を知らせて、安全確保の為にも
ヘッドライト・テールランプの点灯を心がけましょう。
気温差と服装には注意!
富士スバルラインの五合目は標高が2305mあります。
標高が100m高くなると、気温は約0.6下がります。
2305mでは、平野部に比べて約14℃も下がります。
服装や体調管理には気をつけていきましょう。
帰路はエンジンブレーキを併用 途中の駐車場で休憩
急勾配はありませんが、
それでも、普通の道路に比べれば勾配はあります。
急カーブもそんなにありませんが、
やはりスピードが乗ればカーブでは危ないです。
帰り道は、フットブレーキの他にエンジンブレーキを併用しながら
安全運転で帰りましょう。
途中に駐車場は結構あるので、疲れたと思ったら、
あるいは、そう思う前に途中の駐車場で休憩していきましょう。
富士スバルラインに向かった日の天候
実は富士スバルラインに行った時は、
すでに平野部で雨が降っていて、こんな天気で富士スバルラインに向かっても
天気が悪すぎて行くものじゃないという天候でした。
しかし、思ったほど霧はありませんでした。(偶然かもしれません)
まとめ
有料道路だけあって非常に走りやすいです。
そして、過剰なくらい案内標識や注意喚起の標識・ペイントがあります。
路面は綺麗ですし、道路幅もゆったりして圧迫感はありません。
カーブも大き目の半径ですし、見通しも良いです。
急勾配もほとんどありません。
注意喚起の標識の必要が無いと思われるところでも、
注意喚起の標識があります。
その為か、カーブ手前で必要以上にブレーキを踏むドライバーもいます。
それくらい、ドライバーの安全確保の為に案内をしてくれる道路です。
制限速度は99%の区間が50km/hです。
五合目の少し手前に500mくらいの区間だけ
制限速度20km/hのところがあったように思います。
もしかすると見間違えまもしれません。
『なぜここが制限速度20km/h 』と思うようなところでしたので。
次回は天候の良い日に行って、途中の展望台や駐車場に寄ってみたいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。