燃料供給系

車のインジェクターの詰まりの症状と原因とは?洗浄についても

投稿日:2018年12月20日 更新日:

インジェクター 詰まり 症状 原因自動車のメカはどうなっているか

車のエンジンに不調を招くインジェクターの詰まりには、どのような症状があるか気になったことはないでしょうか。

インジェクターの詰まりの症状は複数あります。

また、インジェクターの詰まりの原因についても知りたいと思ったことはないでしょうか。

当記事では、車のインジェクターの詰まりの症状と原因について解説をします。

Sponsored Link

インジェクターの詰まりの症状

  • 燃料が噴射しない / 燃料噴射量が低下し混合気が薄くなる
  • エンジン不調・停止
  • エンジン始動不良
  • エンジン出力不足 / トルク不足
  • 燃費の悪化
  • エンジンの振動が大きくなる

 

燃料が噴射しない・燃料噴射量が低下し混合気が薄くなる

噴霧状態 スプレーパターン 霧化

燃料噴射量は、コンピューターから受け取る電気信号によりバルブ開閉時間の制御します。

インジェクターの噴射口に詰まりを生じる場合、燃料の流路は狭くなり燃料噴射量の低下あるいは全く噴射しないことがあります。

燃料噴射量が低下した場合、吸入空気量と燃料の割合に誤差を生じ、生成される混合気の濃度は薄くなります。

 

エンジン不調・停止

エンジン故障

インジェクターに詰まりを生じると、燃料噴射量が減少し適正な混合気は生成されませんので、混合気の燃焼に影響を及ぼしエンジン不調停止などの支障をきたします。

 

エンジン始動不良

エンジン始動

インジェクターの長期間の使用により、異物や黒くて非常に硬いカーボンなどの不純物が蓄積すると、インジェクターの密閉性低下します。

密閉性の低下により、インジェクター先端からは燃料が漏れ (後ダレ)、エンジンの始動不良に繋がります。

 

エンジン出力不足・トルク不足

エンジン

インジェクターの噴射口(スプレーノズル)に黒いカーボンなどの汚れが不均一に蓄積すると、燃料噴射量の低下や噴霧状態 (スプレーパターン) に支障をきたします。

噴霧状態(スプレーパターン)に支障をきたすことは引火率の低下を招き、混合気の燃焼に悪影響を及ぼします。

燃焼への影響はエンジン出力の低下やトルク不足に繋がるほか、場合によってはエンジン不調になります。

 

燃費の悪化

燃費

噴霧状態 (スプレーパターン) に支障をきたすと、燃焼に影響を及ぼし燃費悪化へと繋がります。

噴霧状態 (スプレーパターン) は単純に燃料を噴射するものではなく、最適な燃焼効率や吸気抵抗などが考えられています。

従って噴霧状態 (スプレーパターン) への悪影響は、燃費の悪化へ繋がります。

 

エンジンの振動が大きくなる

振動

シリンダー毎に組み込まれているインジェクターは、エンジン始動と共に黒くて非常に硬いカーボンなどの汚れを蓄積します。

付着するカーボンなどは多くの場合、不均一に付着します。

不均一に付着したカーボンや汚れに起因し、燃料噴射量はシリンダー毎にバラつき (流量差) を生じます。

シリンダー毎の燃料噴射量のバラつき (流量差) は、混合気の燃焼 (爆発) にもバラつきを生じ、エンジンの振動へと繋がります。

直噴式インジェクターの汚れは非常に多い

ディーゼルエンジンなど筒内直噴式のインジェクターの場合、インジェクターの先端は燃焼室に露出しているため、ポート噴射式のインジェクターに比べてカーボンの付着や汚れは非常に多くなります。

 

Sponsored Link

インジェクターの詰まりの原因

  • 錆び / ゴム / ろ紙
  • 粗悪品の燃料を使用
  • 車両の長期間放置による可動部の固着

 

錆び・ゴム

錆び

燃料タンクからインジェクターへ燃料を圧送する途中には、不純物や異物を取り除くフィルター (エレメント) が設けてあります。

フィルター(エレメント)で除去しきれない不純物や異物が、インジェクターの詰まりの原因となる場合があります。

詰まりの原因となる異物が茶色の場合は錆びの可能性があり、黒くて細かい異物の場合はゴムなどが詰まりの原因になっている場合があります。

のようなもの (ろ紙) が見られる場合には、フィルター (エレメント) が細かくなったものが詰まりの原因と考えられます。

 

粗悪品の燃料を使用

燃料

フィルター (エレメント) などは、通常の燃料に含まれる不純物を除去するよう考えられています。

何かしらの理由で粗悪品燃料を使用した場合は、意図しない不純物が含まれている恐れがあり、不純物の除去は不充分となります。

粗悪品の燃料に含まれる除去できない不純物や異物が詰まりの原因となる可能性があります。

 

車両の長期間放置によるインジェクター可動部の固着

インジェクター(燃料供給装置)

車両長期間に渡り放置した場合、インジェクター先端の噴射口(スプレーノズル)は詰まります。

インジェクター内部には燃料ポンプから圧送される燃料が常に充填(注入)しています。

インジェクター内部にある燃料は、車両の長期間放置と共に経年劣化が進行します。

経年劣化した燃料は粘りを生じ、インジェクター内部にある可動部の抵抗や固着の原因となります。

可動部の動作不良と噴射口の詰まりを生じていますので、インジェクターから燃料が噴射することはありません。

また、経年劣化した燃料は無色透明に近く、目視では見分けがつきにくくなります。

更に時間が経過すると目視でわかるほどの茶色に変色をします。

 

Sponsored Link

インジェクターの詰まりの症状は洗浄で改善

インジェクターの詰まりと思われる症状の多くは、蓄積したカーボン除去を洗浄することで改善され通常通りに作動することがあります。

洗浄には7日間 ~ 10日間ほど要するほか、¥10万円ほどの費用がかかり決して安くはありません。

【関連記事】>>>『車のインジェクターの交換費用は工賃を含めていくら?交換時期についても』

 

Sponsored Link

まとめ

  • インジェクターの詰まりの症状には、混合気が薄くなることで、エンジン不調・エンジン出力やトルク不足・エンジン振動が大きくなるなど複数の症状が見られます。
  • インジェクターの詰まりの原因には、長期間の車両放置による経年劣化した燃料の固着や不純物の不完全除去などがあります。
  • インジェクターの詰まりの症状は、インジェクターの洗浄にて改善されます。

【 関連記事 】>>>『車のインジェクターの交換費用は工賃を含めていくら?交換時期についても』

車は修理より買い替えが得する理由

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けるようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

10万kmに差し掛かり寿命が近づく車は修理をするとをします。

-燃料供給系

Copyright© 車をお得に買い替える , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.