燃料フィルターの詰まりの症状を解説!ディーゼル車の場合についても

燃料フィルター

燃料フィルターの詰まりは、『エンジン不調・故障』、『走行性能の低下』に繋がるため、詰まりの症状を知っておくことで大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

特に燃料供給系統で一番多いトラブルは燃料フィルターに関することです。

当記事では燃料フィルターの詰まりの症状やディーゼル車の場合についてもお伝えします。

Sponsored Link

燃料フィルターの詰まりの症状

エンジン

  • 燃圧低下
  • アイドリング不安定
  • エンジン始動の悪化
  • エンジン吹け上がりの悪化
  • 加速性能低下
  • 走行時にエンジン停止
  • エンジン異音・異常振動
  • 燃料ポンプ過負荷(ノッキング)

燃圧低下

燃料がインジェクターから噴射される際には噴射の直前まで圧力がかけられており、それを『燃圧』と呼びます。

『燃圧』は高い程、霧状の微細な燃料が噴射します。

対して燃圧低い場合はアイドリング不安定やエンジン始動困難、加速性能低下、エンストなどの様々な症状を引き起こします。

アイドリング不安定

アイドリング

燃料フィルターの詰まりが原因で均一な燃料供給がされずアイドリング回転数不安定となります。

エンジン始動の悪化

エンジン始動

燃料フィルターの詰まりは燃料供給の抵抗となり支障をきたします。

燃料がスムーズに供給されないためにエンジン始動悪化します。

エンジン吹け上がりの悪化

マフラー

燃料フィルターの詰まりは適正量の燃料供給がされず、アクセルを踏み込んだ時の吹け上がり鈍くなります。

加速性能低下

加速

燃料フィルターの詰まりは、燃料供給時の抵抗や妨げとなり、スムーズに燃料を供給できません。

その結果、加速性能低下に繋がり、登坂や発進時のもたつきやアクセル反応 (レスポンス) が鈍くなります。

走行時にエンジン停止

オーバーヒート

燃料供給の不安定や燃圧低下に起因し、走行中にエンジン停止する恐れがあります。

走行中にエンジンが停止すると、ステアリングのアシスト機能が停止しハンドル操作は極端に重くなり非常に危険です。

さらには、ブレーキアシスト機能も停止しますのでブレーキが非常に重くなり、余程大きな力で踏み込まない限りはブレーキが効きません

ブレーキの効きについて

  • マニュアル車の場合、1回目のブレーキは効きますが2回目以降のブレーキは効きません。
  • オートマチック車は、初回ブレーキ時から効きません。

エンジン異音・異常振動

振動

多くの場合、走行中にアクセルを踏み込んだ際、『ガラガラ』『カラカラ』などの異音を発します。

エンジンが冷気状態では『キュルキュル』と異音を立てます。

異音がする原因は充分な燃焼が供給されていないためです。

燃料ポンプ過負荷 (ノッキング)

燃料フィルターに詰まりが生じると、燃料供給ラインに付帯する燃料ポンプへの負荷が大きくなります(燃料ポンプ過負荷)

燃料ポンプのほか燃料噴射装置 (インジェクター) へ異常な圧力が加わると、故障ノッキングの原因にもなります。

Sponsored Link

燃料フィルター詰まりの影響

ブレーキペダル

燃料フィルターが詰まることで急に車が動かなくなることはありませんが、様々な箇所に不具合が生じます。

燃料フィルターの詰まりから生じる代表的な症状は、先程お伝えした『燃圧低下』です。

燃圧低下した場合、供給する燃料は均一にならず薄い燃料が供給されます。

その結果、ノッキングなどエンジン故障に繋がる様々な症状が頻発します。

また燃圧低下に起因し、走行中にエンジン停止する場合があり、非常に危険です。

エンジンが停止した場合は、ハンドル操作やブレーキ操作をアシストする機能が作動せず、どちらの場合も自力で操作するには非常に大きな力が必要です。

Sponsored Link

ディーゼル車の詰まりの症状

ディーゼルエンジン

  • エンジン停止の頻発
  • エンジン高回転数まで上がりづらい
  • レスポンスが悪い (アクセル踏み込み反応が悪い)
  • エンジン出力の低下

ガソリン車と大きく違う点は、ディーゼルエンジン車の場合『水分はエンジンや燃料供給ラインに大きなダメージを与える』ことです。

ディーゼルエンジン車はガソリンエンジンと比べ、燃料フィルターに水分が溜まるとエンジン不調停止頻発します。

また、ディーゼルエンジン車の燃料噴射装置に使用する潤滑油は、燃料である軽油に含まれる成分を潤滑油に使用します。

もし、燃料噴射装置の可動部 (摺動部) に水分が入り込んだ場合は、潤滑の妨げとなり異常磨耗から損傷に至ります。

フューエルインジェクター

出典:大車林(インジェクター)

MEMO

ディーゼルエンジン車の場合、燃料である軽油自身に水分が含まれているため、ディーゼルエンジン車の燃料フィルターはガソリンエンジンとは構造異なります。

運転者に水分の排出 (水抜き) を促す、ウォーターセンサーが備え付けられています。

関連記事>>>『車の燃料フィルター(フューエルフィルター)とは?構造と詰まりについても』

Sponsored Link

燃料フィルターは車検項目にないため、時期 (寿命) がきたら交換する

燃料フィルターの詰まりの症状には、アイドリング不安定、エンジン不調、加速性能の低下など様々な症状があります。

特にディーゼル車ではガソリン車と比べ、エンジン停止が頻発に起きます。

燃料フィルターは車検項目には含まれていないうえ、多くの車両は目視できない所に取り付けられています。

交換時期や寿命が迫った際には、早めに新品交換するようにすることが良いです。

関連記事>>>『車の燃料フィルターの交換時期と費用はいくら?交換方法についても』

修理するか買い替えるか?

新車

走行距離が7万kmに差し掛かかると車の寿命が近づく為、修理や故障の頻度が多くなります。

そんな時に、『修理してもう少し乗り続けるようか』 それとも『思い切って買い替えようか』と悩んでしまいます。

大きなお金が動くため、どちらを選択した方が損をせず得になるか判断に迷いが生じます。

寿命が近づく10万kmに差し掛かろうとしている車を修理するのであれば、この先のことを考えると『買い替える方が得』をします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください