ランフラットタイヤのメリットとデメリットについて!普及しない理由は?

ランフラットタイヤ

ランフラットタイヤは安全面において優れたタイヤです。

パンク瞬間時の危険回避にあわせて、二次的危険回避にも良い面をもたらすタイヤです。

2000年頃から欧州を中心に、2000年後半頃からは米国にも普及し始めましたが、日本ではまだあまり普及はしていません。

なぜ、欧米と日本では普及に差があるのか?

その疑問についてメリット、デメリットからお話していきます。

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ランフラットタイヤのメリット

パンクしても余裕がある

パンクをしても時速80km/hで距離80kmまで走行可能

ランフラットタイヤの最も大きなメリットに挙げられるではないでしょうか。

ランフラットタイヤを選ぶ一番の理由とも言えそうです。

 

パンク直後の操縦性

ランフラットタイヤはパンクをしても気づかないタイヤですので、運転にも支障をきたすことがありません。

当然、パンク直後にハンドルを取られることもありませんので安全です。

 

タイヤの交換作業が無い

ランフラットタイヤではパンクした際に、余程のことがない限りタイヤの交換作業はありません。

従って交換作業の手間がなくなるうえ、タイヤ交換時の危険からも回避ができ安全と考えられます。

ランフラットタイヤのデメリット

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TPMS取付けの費用や手間

TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)。

TPMSはタイヤ空気圧を監視するシステムのことですが、この取付けが義務化されていることで初期に購入する費用と購入後の維持費がかかります。

ホイールに取付けるセンサーの電池交換やその際にタイヤを外す作業の手間や時間を取られます。

タイヤの取外しはどこの店舗でもできるわけではなく、取扱店が限定されます。

また、タイヤをホイールから取外す際にはタイヤの一部を損傷させるリスクも多少あります。

 

タイヤの種類

ランフラットタイヤは一般のタイヤに比べ、タイヤサイズが豊富にありません

特にスタッドレスタイヤではさらに選択肢が少なくなります。

 

タイヤの重量

ランフラットタイヤは一般のタイヤに比べ重くなります。

おそらくサイドウォール強化の為によるものと思われます。

 

乗り心地が悪くなる

ランフラットタイヤの重量に起因して、バネ下荷重が増すことで乗り心地が悪くなります。

タイヤ自体を強化してあることから『ゴツゴツ』した乗り心地がより増します。

 

車の運動性のが落ちる

ランフラットタイヤの重量に起因して、バネ下荷重が増すことで車の運動性が落ちます。

 

燃費が悪くなる

ランフラットタイヤの重量に起因して、バネ下荷重が増すことで燃費が悪くなります。

 

高価格

ランフラットタイヤは一般のタイヤに比べ特殊なタイヤと言えますから、価格は高くなります。

 

作業工賃が高い

ランフラットタイヤの交換作業は一般的なタイヤの交換作業と違いがありますのでの、交換作業においても工賃が高くなります。

またタイヤの交換作業ができる店舗に限りがあります。

 

取扱店が限られる

どこのタイヤ販売店でも購入できるわけではなく、販売店が限定されます。

さらにタイヤ納期がかかりますので、自車に装着するまでに時間がかかってしまいます。

 

専用ホイールが必要

ランフラットタイヤにはランフラットタイヤ専用のホイールを装着しなければなりません。

しかしこの問題は最近のホイールはほとんどが対応しています。

 

騒音

あまり多くはありませんが、走行時のタイヤノイズ(走行音)を大きく感じる方も中にはいらっしゃいます。

 

どちらでもないもの

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【ランフラットタイヤ4本】【非ランフラットタイヤ4本+スペアータイヤ1本】を比較すると、ランフラットタイヤ4本が軽くなります。

 

しかし、バネ下荷重ランフラットタイヤの方が重くなりますので、単純に車両総重量が軽いランフラットタイヤが有利というわけではありません。

 

ばね下荷重1kgはバネ上荷重4kg~15kgに相当します。

それが4ヵ所ありますので4倍になります。

それを含めた検討が必要になります。

 

普及しない理由

米国ではランフラットタイヤの義務化はありませんが、TPMSの義務化はされています。

欧州でも安全面を理由にランフラットタイヤが普及しています。

日本で普及しない理由の一つは、タイヤ空気圧に対する意識の低さや、空気圧低下が命の危険に繋がる重要なことという意識が低いことと思われます。

加えて高価ということも普及していない理由と思われます。

タイヤメーカーにより価格差は4本で1万円に満たないメーカーから、その差が10万超えのメーカーまであります。

 

ランフラットタイヤの普及率は?

ランフラットタイヤの普及率は何%くらいか知りたいところですが、具体的な数値などはわかっていません。

しかし、どのような車種に標準装備されているかを知ることで、どれくらい普及しているか感覚的に掴めそうです。以下の表に標準装備している車種について取り上げてみました。

 

【国産車】

メーカー 車種
トヨタ レクサスGS/SC
IS250C
LC500/
LC500h
LS500/
LS500h
日産 GTR

 

【外国車】

メーカー 車種
メルセデス・ベンツ 一部
BMW Mモデル以外の全ての車種
MINI MINI
(R56)
MINI CLUBMAN
フォルクスワーゲン パサート 
アウディ TT
アルファロメオ ジュリア
キャデラック ATS
フェラーリ 一部
マセラティ 一部

 

BMWはMモデル(高性能スポーツモデル)以外は全ての車種で標準装備しています。

その他のメーカーでは一部の車種となっており、順次採用されているようす。

採用されている車種を見ると、各メーカーのフラッグシップモデルの採用が多く見受けられます。

まとめ

1:ランフラットタイヤメリットは安全性

 

2:ランフラットタイヤのデメリットは、費用や手間がかかる

 

3:普及しない理由は、空気圧低下に対する意識

今回も最後までお読み下さり、ありがとうございました!

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2 Comments

斎藤義雄

ランフラットタイヤはダメ‼️乗り心地が悪いし操縦性も悪いし車の悪い性能ばかり出るので自分もメルセデスのランフラットタイヤ装着車ですが納車前にノーランフラットタイヤを用意して納車待ちです。

返信する
はな

斉藤義雄さん

コメントありがとうございます。
ランフラットタイヤ装着車の経験談をお聞かせいただきありがとうございます。
納車はランフラットタイヤではないとのことですが納車は楽しみですね!
納車後も素敵なカーライフを!

返信する

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