近年の軽自動車は、走行性能や車内の居住性が大幅に良くなり、人気・需要が高まっています。
軽自動車の人気を集める魅力には何があるのでしょうか。
当記事では、軽自動車に買い替えを検討している方、特に普通車にお乗りの方が軽自動車への乗換えを検討されている方へ、メリットやデメリットをお伝えしていきます。
ぜひ、軽自動車を買い替え候補の1つにしてみてください。
軽自動車のメリット
軽自動車は車両がコンパクトなため小回りが利くメリットや、手続きの手間がかからないなど様々なメリットがありますが、一番大きなメリットは維持費が安いことです。
- 自動車税・重量税・自動車取得税が安い
- 自動車保険料が安い
- 有料道路や高速道路の通行料が安い
- 車両がコンパクトで小回りが利く
- 燃費性能が良い
- 登録の手間がかからない
- 値崩れしにくい
自動車税・重量税・自動車取得税が安い
軽自動車の一番大きなメリットは、車にかかる税金が安いことです。
ガソリンなどにかかる税金を除くと、車にかかる税金には以下の3つがあります。
どれをとっても軽自動車は普通車に比べて安く、特に軽自動車税(自動車税)と自動車重量税は圧倒的に安いです。
- 自動車税(軽自動車税)
- 自動車重量税
- 自動車取得税
自動車税
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自動車税と軽自動車税の比較
軽自動車税 | 自動車税(差額) | ||
軽自動車(660cc) | ¥10,800円 | - | |
普通車 | 1000cc以下 | - | ¥29,500円(+18,700円) |
1000cc超~1500cc以下 | - | ¥34,500円(+23,700円) | |
1500cc超~2000cc以下 | - | ¥39,500円(+28,700円) | |
2000cc超~2500cc以下 | - | ¥45,000円(+34,200円) | |
2500cc超~3000cc以下 | - | ¥51,000円(+40,200円) |
2015年(平成27年)、軽自動車税が¥3,500円の増税をし¥7,200円から¥10,800円になりましたが、それでも普通車と比べて大幅に安いです。
普通車の自動車税が最も安い¥29,500円(1000cc以下)と、軽自動車税(¥10,800円)を比べた場合の差額は ¥18,700円になります。
1500cc越~2000cc以下(¥39,500円)と比べた場合では、差額は¥28,700円になります。
2500cc越~3000cc以下(¥51,000円)と比べた場合では、差額は¥40,200円になります。
軽自動車は自動車税の面において、お財布に優しい納税額になっています。
自動車重量税
重量税においても、自動車税同様に魅力的な納税額になっています。
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重量税の比較
新車購入~3年以内 重量税(差額) |
新車購入3年以降~13年目 重量税(差額) |
||
軽自動車 | ¥9,900円 | ¥6,600円 | |
普通車 | 0.5t以下 | ¥12,300円(+2,400円) | ¥8,200円(+1,600円) |
0.5t 越~1.0t 以下 | ¥24,600円(+14,700円) | ¥16,400円(+9,800円) | |
1.0t 越~1.5t 以下 | ¥36,900円(+27,000円) | ¥24,600円(+1,800円) | |
1.5t 越~2.0t 以下 | ¥49,200円(+39,300円) | ¥32,800円(+26,200円) |
軽自動車の場合、1回目の車検時(新車購入から3年以内に受ける車検)は¥9,900円になります。
2回目の車検時(3年目以降~13年経過前まで)では、¥6,600円の費用になります。
普通車の場合、車両重量:1.0t 超 ~ 1.5t 以下 クラスでは、1回目の車検時(新車購入から3年以内に受ける車検)は、¥36,900円(+27,000円)になります。
2回目の車検時(3年目以降~13年経過前まで)では、¥24,600円(+1,800円)の費用になります。
差額
- 1回目の車検時の比較では、¥27,000円の差額になります。
- 2回目の車検時の比較では、¥18,000円の差額になります。
自動車取得税
自動車取得税は、50万円以上の自動車を取得した場合に課せられる税金になります。
その場合の税率は、軽自動車は2%の税率、普通車は3%の税率が課せられます。
【 自動車取得税の計算式 】
自動車取得税 = 自動車取得価格(50万円以上) × 税率(%)
- 軽自動車 :2%(税率)
- 自家用普通車:3%(税率)
自動車税取得税は消費税が10%増税後は廃止が決定しています。 廃止後は、新たに環境性能税が導入する予定になっています。
自動車保険料が安い
任意保険
軽自動車の車両保険料が安くなる保険会社を選んだ場合、任意保険料が20%~30%程安くなります。
車両保険料が安くなる理由は、普通車に比べてあまり速度を出した運転をしない結果、事故の割合が低いためと言われています。
保険会社によりますので、軽自動車購入の際は保険会社について確認をお願いします。
自賠責保険
自賠責保険では任意保険ほど大きな差はありませんが、¥1,000円~¥2,000円ほどは安くなります。
自賠責保険と任意保険をあわせると、毎月:約¥5,000円安くなり、 年間では約¥60,000円も安くなます。
- 毎月:約¥ 5,000円安くなる
- 年間:約¥60,000円安くなる
有料道路や高速道路の通行料が安い
道路をあまり傷めない軽自動車は、普通車に比べ有料道路や高速道路の通行料が約20%安くなります。
普通車の通行料金が¥1,000円の場合、軽自動車では¥800円になります。
片道:200円、往復:400円がお得になり、 月に何度もドライブや遠出をする方や通行料金が大きくかかる場合は更にお得になります。
例えば、月に5回利用した場合では¥2,000円のお得になり、高速料金が¥2,000円の場合では¥4,000円もお得になります。
燃費が良い
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平均実燃費 ランキング 2017年
メーカー | 車種 | 実燃費(km/L) | JC08モード(km/L) | |
1位 | スズキ | ワゴンR | 24.3(km/L) | 33.4(km/L) |
2位 | スズキ | アルト | 24.1(km/L) | 37.0(km/L) |
3位 | ダイハツ | ムーヴ | 23.6(km/L) | 31.0(km/L) |
4位 | スズキ | ハスラー | 23.5(km/L) | 29.2(km/L) |
5位 | ダイハツ | ミライース | 23.2(km/L) | 34.2(km/L) |
軽自動車の実燃費ランキング上位5車種を取り挙げました。
全ての車両において普通車のアクア(トヨタ)と同等の燃費になります。
車両価格はアクアと比べ大幅に低い120万円前後でありながら、燃費は変わりありません。
排気量が660cc、車両重量が軽いこともあり燃費の良い車両が多くあります。
車両がコンパクトで小回りがきく
普通車に比べ車両がコンパクトなことから、小回りが利き運転がしやすいです。
狭い駐車場での切り返しも難なくでき、渋滞回避に狭い路地に入ることも苦になりません。
運転に自信がない方や、運転歴が空いてしまったペーパードライバーの方でも乗りやすい車です。
登録の手間がかからない
- 実印
- 印鑑登録
- 車庫証明 (原則不要ですが、必要な地域もあります)
軽自動車は普通車に比べ、実印や印鑑登録が不要です。
車庫証明においては原則不要ですが、必要な地域もあります。
登録の手続きがないことで、区・市役所や警察署へ平日に足を運ぶ必要がありません。
値崩れしにくい
軽自動車は人気・需要があることから、あまり値崩れしない車両です。
特に購入から3年以内の車両では、普通車の1,000cc~1,500ccクラスと比べ、高値で買い取られることもあります。
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軽自動車のデメリット
軽自動車には多くのメリットがありますが、一方でデメリットもあります。
デメリット
- 衝突安全性の低さ
- 登坂やアップ・ダウンが続く道路
- 乗車定員が4名
- 新車購入時の値引きが難しい。
- 中古車であっても新車と近い価格。
衝突安全性の低さ
軽自動車は車両重量が軽いため、衝突時の安全性は劣ります。
衝突エネルギーは、同じ速度で衝突した場合は重量に起因します。
従って、軽自動車と普通車が衝突した際は軽自動車の破損が大きくなります。
登坂やアップ・ダウンが続く道路
登坂やアップ・ダウンが続く道路では、運転中に少し力不足を感じます。
家族や荷物を乗せた時の登坂では、特に加速の弱さを感じます。
燃費は少し下がりますが、車種によってはターボ搭載車がある場合もあります。
乗車定員が4名
軽自動車の乗車定員は4名です。
普通車のように前に2名、後席に3名というわけにはいきません。
12歳未満を乗せる場合は『2/3人』の計算になり、大人2人と12歳未満3人の合計5人で乗ることは可能です。
【 12歳未満:3人 】 =【 大人:2人】
新車購入時の値引きが難しい
軽自動車は維持費が安く人気もありますがその反面、新車購入する場合に大きく値引きされることはありません。
軽自動車の中古車は値崩れしにくい
軽自動車の中古車は、走行距離が多い・年式が古い車両であっても新車と近い価格で売られています。
新車価格と近いにもかかわらず、車両の状態は新車と差があるため割高感があります。
軽自動車の購入をお考えの方は、中古車より新車を購入する方が良いです。
普通車から軽自動車に買い替える際のポイントは、今乗っている普通車をいかに高く買い取ってもらうかがポイントになります。
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普通車を高く買い取ってもらう方法
普通車の買取り査定額を高くする方法
- 高く売れる時期は1月~2月と9月~10月
- 車検切れ直前で売却
- モデルチェンジ前 (ライバル車のモデルチェンジ前)
- 走行距離
- 年式
高く売れる時期は1月~2月と9月~10月
車が一番高く売れる時期は1月~2月です。
理由は、車が一番多く売れる2月~3月の時期より少し前の1月~2月に買取りが行われるためです。
翌月の2月~3月に売れる見込みがあるため、1月~2月の時期は他の月に比べて少し高値でも買い取ってもらうことができます。
また、3月の決算期が近いことも高く売却できる理由の1つです。
中間決算の時期にあたる9月~10月も高値がつきやすい時期になります。
車検切れ直前で売却
車を買取りに出す場合、『車検直前』か『車検直後』か迷うことがあります。
『車検直後』に買い取り査定(売却)に出した方が高値で買い取られると思われがちですが、『車検直後は高値で買取り』といったことはありません。
車検代を支払い後に買い取り査定(売却)に出すより、余計な出費を減らし、『車検直前』に買い取り査定 (売却) に出す方がお得になります。
モデルチェンジ前に売却
現在、お乗りの車がモデルチェンジをすると型式が1つ古くなります。
最新型と型遅れの車両では、最新型の車両が買取り査定額は高くなります。
モデルチェンジ前に買い取り査定・売却することで、査定額を高くすることができます。
ライバル車のモデルチェンジ前
現在、お乗りのライバル車種がモデルチェンジを行った時も、ライバル車から後れを取ってしまうことになるため、買取り査定額が落ちてしまいます。
走行距離
走行距離は少ないに越したことはありません。
一般的に1年で1万kmを目安としており、走行距離が少いほど査定額は高くなります。
5万km前や7万km前に一度、買取り査定に出してみることがよいでしょう。
年式
新車登録後から年数が経っていない車両ほど高い査定額がつきます。
年数が経つほどゴム類は経年劣化し、部品は消耗や故障が見えてきます。
使用年数5年を境に査定額に違いがありますので、5年経過前に自分の車の価値を調べてみることがよいでしょう。
早めの買取り査定が、査定額を高くする
軽自動車を購入する際に重要なポイントは、現在、お乗りの普通車をいかに高く買い取ってもらうかが重要です。
買取り査定額を高くするには、少しでも早く買取り査定に出すことです。
査定額が高くなる1月~2月まで待つ考えもありますが、待っている間に使用年数が増し経年劣化する部品や故障が見られるようになります。
早めに買い取り査定に出しておくことで高値が付き、後悔することもありません。
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